
こういうネタ、の提供。
基本、ブログと言うものを続けるのはネタ切れで大変だとは思う・・
毎日欠かさず続けている人たちは凄いなあ、と感心感心。
さて、このネタ。
ホントの話。(・・・・って、ウソの話って始めるものでもないだろうが)
大学時代。
仲間と、夜。ボーリングをしていた。
バンド練が終わった後、食事してから、だったので、相当遅い時間だったと記憶している。
京都市内のボーリング場で、何レーンか遊んだ後、仲間の下宿(衣笠)でファミコンでちょっと遊んだ後、だ。
当方含めて、3人いた。
京都の地理関係に詳しくない方には多少位置関係がわかりにくいかも知れないが・・・
そのままその下宿で朝までいても良かったのだが、亀岡に住む友人が、翌朝バイトが入っているから帰るわ、と。
ただ、もう電車もない時間だったので、下宿の主が、「送ってくわ」と。
当方も待っていても仕方ないので、じゃあ、「俺も帰るわ」となる。
「なら、亀岡経由でお前も送っていっちゃるわ」と。
当方は、当時下宿していたが、理由は何か忘れたが、大阪の自宅に帰る必要があったみたいで、大阪まで送っていってくれることに。
ちょうど、今頃。
秋だった。
心地よい気温で、風に少し冷たさが加わりつつあった。
夕食の際は、晴れか、曇りか。
いざ、出発、の時には、小雨が降っていた。
既に、午前2時近かった。
ワイパーを動かし、車を走らせる。
九州男児の車の主は、調子の悪いカーステでラジオを付けた。
どんな内容だったかはわからないがAMだった事だけは、覚えている。
小雨の中、亀岡に向かう、9号線を走り、山に入っていく。
薄暗いトンネルを抜け、バンド練の事、学校の事、彼女の事など、他愛もない話題を車の中で話していた。
山を下り、亀岡市内。
昼間は、それなりに、ひと気もある亀岡市内だが、流石に、夜中の2時を超えると、静かだ。
そして、暗い。
ともあれ、亀岡の友人を降ろし、2人になって、大阪に向かう。
亀岡から大阪に向かう道は府道がいくつもある。
当時は京都縦貫道もなく、この位置からだと、地道で大阪に向かうことになる。
国道だと、9号を使って市内に戻り、171号、1号、170号などを使って大阪に行くのだが、これだとL字に走る事になり、遠回りだ。
だが、これらのルートは国道なので、明るく、車通りも多い。
なんどか、このルートで友人たちと走った事があるのだが。
ちょうど、ラジオでUFOの話題をやっていた。
そこから、超常現象の話題になり、なんとなく、その場の雰囲気で、なぜか、いつもは使っていない狭く、暗い府道で大阪まで行こう、となった。
当時はナビもなく、道路の行先表示だけを頼りに走ろうか、となった。
亀岡から9号線をしばらく走ると、青看板。
高槻、との文字が見える。
当方の住むエリアからは離れるが、ともかく大阪なので、そっちに行こう、と。
おそらく、府道6号だったと思う。
話題も尽き、電波の状態も良くない山間部に入り、それまであった人家も畑も田んぼもなく、真っ暗になってきた。
折しも、雨が強くなり、速度を緩めて、山道を走る。
「おいおい、これ何か出そうやで・・・」
「あほらしい」
だんだん、怖くなってきた。
すると、明かも消えて真っ暗ではあるが、ヘッドライトの先に、集落らしきものが見えてくる。
その先に、交差点。
多分、交番。
もしかしたら、消防用の部材置きだったのかも知れないが、赤いランプが見えてきた。
スピードを緩め、交差点の青看板を見ると、箕面、との文字が見える。もしかしたら、茨木、だったかも知れないが、ともかく、高槻よりは更に大阪市内よりの地名だった。
その指示に従い、右折。
ここまで、20分くらいは走っているが、後ろからも、前からも、ヘッドライトも見えず、人とすれ違うこともない。夜中2時30分頃だろう。
今でも、だが、このあたりで、この夜中に見るものと言えば、イノシシか鹿なのだ。
大阪、京都間の山間部にも、まだ、たくさん生息している。
更に、激しさを増す雨の中、さらに細く、道の整備も良くない道を走る。
先ほどの集落から離れると、両側に覆いかぶさる木々や、片側が谷になった道が只管続く。
周囲から、人間の気配、と言うか、生活の気配が一掃され、ただただ真っ暗で、人の手になるものは道だけ、と言う状態になってくる。
「おいおい、これ、マジで箕面(茨木?)に出るんかいな?」
すると、ハンドルを握る友人が、当方の問いに答えることなく、唐突に。
「俺、霊感強いっちゃ」と、言い出す。
曲がりくねり、道幅も細く、スピードを緩めた中、彼は体験談を語りだす。
「勘弁してくれい!」
「いや、マジな話やって」
などと話しを続けていた。
しばらく行くと、多少道が開けて、狭いながらも2車線に。
ふと、雨が止む。
それでも、人家はなく、そのまましばらく走っていると・・・・
「おい!あれ!!!」
「何?怖いやんか!!!」
出た!!!
道路の左端に、白い物が見えてきた。
出た!!!出た!!!
もう雨は降っていなかったが、ヘッドライトの先には、白っぽい作業着のような、つなぎ、なのか、ともかく、人影が見える。
雨に濡れ、我々に背中を向けて、立っている!
いや、歩いているのかも知れない!!
こんなとこ、こんな時間に、人などいる筈もない。
間違いない!出た!!
友人は、青ざめた顔で、スピードを速め、この人影を追い越す・・・・・
おおよそ、こんな場合、振り向くと、その人影は消えているのだ。
さっき、友人が話していた体験談も、そんな話だった。
スピードを速める車の助手席から、こわごわと後ろを振り向く・・・・・
怖いもの見たさだ、いや、怖いもの見えなくなったさ、か?
なんと、その人影は!!!!
居る!!
そこに、まだ、居るではないか!!
スピードを速める車からドンドン遠ざかっていくが、居るのだ!
シンプルに、リアルな人間が、居るのだ!!!
「おいおい、なんや、ほんまもんの人やんけ」
「いやーまた見たんかと思った!ビックリビックリ」
しかし、冷静に考えると、夜中の3時頃に、まったく人家も人気も無い山中で、歩いていたあの人は、いったい何処から来て、どこに消えていったのか・・・
ある意味、その方が怖い。
なんて。
あとから、昼間に、同じルートをその友人と走ったが、ルート上に砕石工場があり、多分、そこの作業員の方が何かの理由で、歩いていたのではないか?と思う。
しかし、あの瞬間は、マジ怖かったなあ・・・・
































