●たった1曲だけの、カセットテープの話。第7話

 

自宅に戻り、買ったレコードを聴いていた。

その、或る日の夕方。

 

電話。

 

たかちゃんからだ。

いつものように、3階の自室の子機で電話にでる。

 

「もしもしぃ!」

 

「、、、、、、、」

 

無言だ。なんだ?

 

「ん?もしもし」

 

「きょんから・・・聞いた・・・・どうして?」

 

もしかして、、、。

梅田!

同級生!

気付かれていた!

スーッと血の気が引いていく。

 

「えっ?な、な、何が、どうして?な、の?」

 

明らかに私は動揺している。

 

「女の子と、梅田で、、、」

 

泣きながら話をしている。

 

ヤバい、確定だ。

 

「ちゃう。ちゃうねん!ばったりと梅田で・・・」

 

「ウソ!きょんが、隠れようって・・・してた・・・って」

 

同級生のアドバイスが頭に浮かぶ。

言う通りにしとけばよかった。

最悪のシナリオに乗ってしまっている。

 

「そうじゃない!!」

 

きょんに見つかっていたならば、不審な動きに感づかれていたはずだ。

 

「もう信じられない!」

 

受話器の向こうで、傷ついているたかちゃん。

 

「お願いだ!信じて!誤解なんだよ!お見舞いの品を・・・・」

 

自分でもよくわかっている。

言いつのれば、言いつのるほどいい訳がましくなるのだ。

だが、本当に誤解なんだ・・・・・話を続けようとした。

 

「もう!いや!!」

 

たかちゃんは、私の言い訳を遮って、電話を切ってしまった。

 

ごめん・・・

本当に、ごめん・・・

涙が出てきた。

 

母親に、晩飯はいらんから、と伝え、部屋に籠る。

 

電気を消して、ベッドに横たわる。

 

「誤解なんだよ・・・本当なんだよ・・・・」

 

シャッターを下ろし、学習机の上の白熱球だけ灯し、部屋の電気を消して、たかちゃんがくれた杏里のカセットテープを流した。

どんどん泣けてくる。

たかちゃんが好きなんだ。

目を伏せると、いろいろなたかちゃんが浮かんでくる。

 

今から考えれば、明らか、この状況に酔って、浸って、自分を追い込んでいる私がいる。

 

まさに、ガキなのかも知れないが、その時は、他の何物にも代えがたい重要なことだったのだ。

●たった1曲だけの、カセットテープの話。第6話

 

そう。或る日。

 

たかちゃんと、お付き合いを始めてから、から1年近く経った、或る日。

 

私は梅田にいた。

 

曇り空の一日。

 

私は、コンタクトレンズを取りに行くため梅田に出かけたのだ。

 

クリニックの昼休み前に、と思い、午前中から一人で出かけ、早々と用件を済ませ、欲しかったレコードを買うため、地下街を歩いていた。

もちろん、たかちゃんと一緒に聴くためだ。

梅田の地下は今も昔も変わらず、まさに雑踏で、一応、左側通行の、なんとなくのルールになっていて秩序が保たれている。

 

当時ヒットしていた、ジョン・ウェイトのレコードを買い、店の外にでると、突然に左側から自分の名前に呼び止められた。

 

「あれ?雅之?雅之!、、、雅之やん」


記憶の端っこあたりに仕舞い込まれていた声。

 

振り向いた先にいた声の主は、中学時代の同級生、3年の時に同じクラスだった女の子。

 

いや、女の子達、だ。

 

声の主に並んでもう一人懐かしい同級生がいる。

 

「ビックリしたあ。久しぶりやなあ!元気してた?」

 

邪魔にならないよう、通路の端に寄りながら二人の何方ともなく問い掛けた。

 

「元気、元気!ホンマ、偶然!なんか雅之君に似ているなって話しながら近づいたら、なんや、雅之やん!って」

 

なんだかよく分からないロジックだが、覚えていてくれて、声を掛けてくれたのは喜ばしい。

 

「二人して、どないしたん?」

 

「お見舞いの品物買いにきたんよ」

 

「お見舞い?」

 

人通りの多い往来の中で立ち話もなんだから、と、目の前にあった「田園」なる喫茶店に入った。

 

大きなガラスで地下街と仕切られていて、席が並んでいる。

 

私たちは、地下街の通路に面した狭苦しい席に通される。

 

お見舞いの話が気になって詳しく聞くと、友達の母親が入院して、そのお見舞いに行くのだと言う。

 

病名は忘れたが、重篤な病ではなく、手術も上手く行って、早く行かなきゃ退院しちゃうんだ、と。

 

別に退院後に行けば良いのでは?などと考えたのだが、ともかく、2人は入院中に行くことに価値があると思い込んでいる様子だ。

 

久しぶりだったので、お見舞いの話の他、それぞれの近況、他の同級生の話題や近況など、3人でワイワイと話し込んでいた。

暫くして一人が、手洗いに立ち、二人で話を続ける。

 

ちょうど、中学時代の笑える共通の話題で盛り上がり、ケラケラ笑っていた時、ふと窓の外に目を向けると、こちら側に向かって知った顔が歩いてくる。

 

クリニックで眼鏡を外していたので、あまり良く見えず、しばらく凝視していたと思う。

 

きょん、だ!

 

友達と話しながら歩いてくる。

 

なんとなくマズイと思い、顔を伏せ気味にして、きょん達が通り過ぎるのを待つ。

 

きょんは、こちらには目を向けることなく、私たちの横を歩き去って行った。

 

助かった。

 

「どしたん?」

 

突然、伏せて黙り込んだ私を不思議に思ったのだろう。

 

「びっくり、やで。今、付き合ってる彼女の親友が通ってん」

 

「えー!!そやったら、今の態度は、逆にあかんのちゃう?」

 

「いや、なんか、見られたらあかんかなって」

 

「カレカノみたいに見えるってこと?」

 

「なんか、そんな感じに、見えてしまうかなあって」

 

「いややわ。私、雅之好みやないし、なんか嫌やわ」

 

さんざんな言われようだ。

お手洗いから戻り、話しを聞いていた同級生が追い討ち。

 

「わ、気持ち悪」

 

「さんざんやなあ、まあ、気付かれんかったみたいやし、まあエエか」

 

「絶対あかんよ!こんな時は、むしろ手を振って、気付かせた方がイイよ」

 

さんざんに加えて、アドバイスもいただき、同級生たちと別れ、家路についた。

●たった1曲だけの、カセットテープの話。第5話

 

「えー。今日、君に来てもらったのには、ワケがあるますわ。やっ、と、ありますわ。」


突然、彰布が畏まって、かつ、恐ろしく下手な司会者のように切り出す。

 

「えー。なんと言うか、えー。えー。あのね」

 

しびれを切らしたきょんが口をはさむ。

 

「あんね、この前枚方のライブに行ったでしょ?そんとき、たかちゃんが、雅之君の事、気になったんだって」


「そうそう」


彰布が頷く。


「で、彰布に聞いたら、あいつ彼女とかおらへんはずやで、って言うから・・・・ね」


「えっ!?」

 

シンプルで、超ドストレートな展開。

きょんちゃんらしい。

歯切れ、キップが良いのだ。

 

たかちゃんは、顔を赤くして手を前でキツク組んでいる。

 

もう一方の当事者、すなわち、私なんだが、まったく想定していない展開に、身体の下の方から痺れと言うのか、心地よいゾワゾワとした何ものかが、ググっと上がってくるのを感じている。そのまま頭のテッペンから吹き出しそうな勢いだ。

 

正直言うと、おそらくたかちゃんよりも赤くなっていた。

後に、彰布にも、きょんにも、散々からかわれたから、間違いない。


真っ赤だった筈だ。

 

もとより、私自身、ドストライクのたかちゃんに一目惚れ。


お近づきになり、あわよくば、お付き合いをば、と妄想モードで、彰布と、今から相談して作戦立案しようと考えていたところに、この急展開。

 

・・これは、なにがなんでもいかなあかん・・

 

恐ろしい程の直線的回路の脳が、私にそう告げる。

 

この後は、天に登りうわの空の状態で、たかちゃんと会話していたと思う。


会話の内容は、有頂天でのぼせていたため、ふんわりした記憶しかないが、あのシーン、映像は鮮明に覚えていて、今でも胸がきゅっとなる。


彰布が、ずーっとジーンズの後ろポケットに両手を入れていた事。

たかちゃんと会話しながら、きょんに視線を向けると不自然なくらいあからさまに目を逸らした事。

学校のフェンスに赤い鉢巻が、何故か引っかかっていた事。

たかちゃんの白いくつ下が、右側だけ少し下がっていた事。


しばらく話しをした後、たかちゃんは、言ってくれた。

 

「あの、もし、よければ、あの、付き合ってもらえますか?」


「え、うん、いいよ・・・」


しまった声が小さいし、いいよ、はなんか、上からや、あかん。


「うん!ハイ!お願いします!!」

 

「おお、ヒューヒュー」


漫画のありがちなシーンのように、彰布が、あきらか茶化して冷やかす。

 

とはいえ、このイベントのために、きょんと、彰布は色々と考えてくれていたのだ。


一人で来てくれ、と釘を刺したのも、このため。


そもそも、なんのチケットか聞き返しもしなかったが、一枚しかないチケットなど端からない。


あえて言えば、私とたかちゃんを繋ぐイベントのチケットは、確かに一枚だけだ。

 

こうして、私とたかちゃんはお付き合いを始めることとなった。


当時のこと。


自宅に電話をかけたり、かけてもらったり。

手紙をやりとりしたり。

流行りの映画を観に行ったり。


喫茶店に入ったり。

遊園地に行ったり。

まあ、極普通のカレカノ。


たかちゃんの家は、私の家とそれほど離れていなかったので、あらかじめ電話してから、たかちゃんの家の近くの公園まで自転車を走らせて、ベンチに腰掛けて他愛もない話をするのが、パターン。

 

すべてにおいて、他愛もない、のがこの年頃。


今から考えれば、本当に他愛ないものなんだが、その時は、私にとって頭の中の100%を占める大切な時間。

 

そんな関係を続けていた。

 

そして、或る日、がやってくる。

●たった1曲だけの、カセットテープの話。第4話

 

暫く3人で会話を続けていたが、ふと、ステージが暗転し、彰布のバンドが登場。

 

それまで、彰布が高校で組んでいるバンドの演奏を聴く機会はなかったのだが、登場時にSE入れたり、小道具も使うなど結構なステージ演出をしていて、さらに、ちょっと嫉妬するくらい上手かった。

20分程度のステージ。

 

スコーピオンズの曲を中心にライブ。会場もたいそう盛り上がっていた。

この有志バンドのステージの出演順は、事前のオーディション形式。出場者全員で投票するシステムで、彰布のバンドは2位だったのだが、それも頷ける。

4曲演奏し、彰布のステージは終わった。

 

「いやあ、上手かったなあ」


「でしょ。ボーカル君が上手いんだ」


「ドラムも相当上手いよ」


「投票で2位だけのことあるね」

 

などと、彰布のステージを話題に3人で話をしながら、出口に向かった。

 

彰布とは、後で水飲み場で会う約束だったが、まだステージで後片付けをしたりしている筈。


たかちゃんともっと話をしてみたい。

 

が、たかちゃんに彼氏がいるかどうか?も分からないし・・・・


そうだ、後で彰布に頼んで、紹介してもらおう。

 

講堂を出てまっすぐ歩きだす、きょんと、たかちゃんに声を掛けて、水飲み場のある右の通路に向かう。

 

「じゃあ、またね」


「後でね!」

 

後でね、か。

また、たかちゃんと会えたらいいな。

 

学園祭だけに、校内の人の往来も多かったのだが、水飲み場の少し先には、学校の敷地フェンスがあり行き止まるため、人影もなく静かだ。


洗い台に腰かけて待っていると、ほどなく彰布がやってきた。


着替えはしていなかったが、件のジャラジャラ類は置いてきたようだ。

 

「おいおい、ちょい待てや、ムッチャ上手いやんけ!」


私が声をかけると


「え、そうか?」


破顔一笑、満足げだ。


「あのドラム、うちらのバンドに欲しいな、あかんか?」


これに彰布は答えず、


「あれ?きょんは?一緒じゃなかった?」


と、聞いてきた。


「さっきまで一緒やったけど、出たとこで別れたで」


「えっ?ホンマ?」


「探してんの?」


彰布は、少し落ち着かない様子で辺りを見回している。


「来た来た!」


彰布が手を挙げる。

すると、さっき別れた入り口の方から、きょんと、たかちゃんが歩いてきた。

 

おおかた予想がつくだろうが、この、たかちゃんこそ、「あの人」だ。

●たった1曲だけの、カセットテープの話。第3話

 

3時を少し過ぎたころ。


バッチリ衣装に着替え、なにやら、ジャラジャラと騒がしいアクセサリーと言うか、その衣装用の「装備品のような何か」を色々とぶら下げた彰布がやってきた。


金髪、美男子のヘアーメタル全盛期。

とは言え、髪を染めたり脱色は校則違反なので、ラメをちりばめたヘアークリームで髪をセットし、ニキビだらけのジャガイモフェイスに、取ってつけたの如きメイクを施している。


彰布は、出番を控えた緊張からか、いつもより上ずった口調で早口になっている。

 

「出番、次やからな。頼むで。」

「おお、任せとけ。頑張ってな!」

 

そもそも、なにを頼まれたのかさっぱりだが、なんとなく、任せとけ、なのだ。

それが、16、17あたりの阿吽と言うもの。

 

「そやそや、出番、掃けたら外の水飲み場に来てな」

「わかった、わかった、行くわ。後でな。早よ行けや」

 

バンドのメンバーが少し離れた所にたむろしていて、どうやら我々の会話が終わるのを待っている様子だったので、彰布を残して、足早に講堂に向かう。

 

手書きで「有志ライブ会場!」と書かれた案内に従い進み講堂の入り口に近づくと、扉越しに、こもった音で激しい音楽が聴こえてきた。


彰布の前の出順のバンドが演奏中だ。

この、扉の向こう側から聞こえる籠った音は、ライブ会場らしい独特の雰囲気で、ウキウキした気分にしてくれる。

 

扉に手を掛けようとしたところで、声を掛けられた。

 

「演奏中の入室はできません。演奏が終わったら入れます」

 

声の主は、パイプ椅子に腰掛けた「委員」の黄色い腕章を巻いた詰襟の生徒。

きちっと姿勢良く座った膝の上に文庫本を持った手をそっと置いている。


その口調には抑揚がなく、まるでA4の紙に書かれていそうな表現で制してきた。

 

「あ、はい。待ちます」


変なやっちゃなあ、後で彰布に報告しよ・・・

 

指示に従い、大人しく扉前に突っ立ち、演奏が終わるのを待つ。


一定の防音施工がなされているとは言え、扉の向こうの音は、結構なボリュームで扉や窓の隙間から外に吹き出してくる。


どうやらKILL THE KINGを独自解釈して、リッチーのギター他、各パートを大幅にサマリーした何物かがそこで披露されている様子だ。


ロニー・ジェームス・ディオのボーカルも、音域が上方向で大幅にサマリーされている。


おおよその素人バンドが陥る現象。

不思議な腕章くんの正体をぼんやり考えながら、扉の向こうのKILL THE KINGの音に気を取られていたところ、突然、後ろから肩を「ぽん」と叩かれた。

 

鳩が食らうところの豆鉄砲でもないが、思いの外に不意打ちだったので、不覚にも思わず声がでる。

 

「ひゃー」

 

まさにそのまんま。


ひゃー、と声がでた。


振り向くと、私の「ひゃー」がツボに入ったらしい彰布の彼女が腹を抱えて笑っている。


釣られて私も笑い出したが、腕章くんは、表情一つ変えていない。


彼女の斜め後ろでは、控えめに口に手をあてて女の子が笑っている。

 

「きょんちゃんかいな。驚いたがなあ!」

 

彰布の彼女は「きょん」と渾名されている。


彼女の名前からは「きょん」に行きあたらなく、なぜ「きょん」なのかは分からない。


きょんは、ハッとするような美人で、面倒見の良い子。ちょっと抜けたところのある彰布には丁度良い彼女かも知れない。


たまに、彰布と私のバンドの練習にも顔を出してくれている。

 

「彰布のバンドは次やな」


わかっている話だが、他にかける言葉もなかった。


「そう。で、きたんだよ。中、入れないの?」


「なんか、このバンドが終わるまでダメなんだって」


腕章くんをチラリと見ると、手元の文庫本に没頭している。


「ふーん」


私に釣られて腕章くんに視線を向け、眉を上げながら視線を戻したきょんちゃんが続ける。


「あっ、そうそう、この子、たか子。たかちゃん、ね。よろしくね」


彼女が斜め後ろを指して言う。


「きょん」は、美人さんタイプだが「たかちゃん」は、とても可愛い女の子だ。


ワタシ的には、ドストライク。

 

たかちゃんは、笑顔のまま、ぺこり、と頭を下げた。


「うん、よろしくー」


努めてドストライクが表情に出さないようにした積りなんだが、側からどう見えたかは、怪しい。

 

ともかく、ここは何か足跡を残さなきゃ、と、たかちゃんに何か話掛けるべく口を開きかけた時、後ろで扉が開き、演奏終わりの拍手とガヤガヤ音が飛び出してきた。

 

「うん。入ろっか。前の方空いてるかなあ」


言い終わるが早いか、きょんがたかちゃんの手を引いて、さっさと入っていく。


誘われた訳でもないのだが、なんとなく彼女たちの後ろについて講堂に入った。


中は、出ていく人、入る人、離れた場所と会話する人、運営の人の声が混ざり、ざわついている。


ともかく、前の方の席を確保しようと、通路を前に進む。


「ここ、ここ、3つは空いているよ」


少し後ろにいた私にきょんが声をかけてくれた。

3つ、か。

ほっ、ついて行って良かったんかな?

 

ステージから3列目か4列目の席に並んで座った。

奥から、たかちゃん、きょん、私。


ざわつく中、3人で、居心地が悪くない程度の会話。

きょんとは以前から何度も会っているので、妙な間合や、気まずさはない。

 

「この前、枚方いったんよ」


そう言えば、きょんの姿が見えてたな。

 

「ああ、チラッと見かけたけど、声掛けられんかった。ごめんねー。ありがとね」


「彰布さ、売上、売上! 友達連れてきて、とか言ってさ」


きょんは、たかちゃんに視線を移して続ける。

 

「で、たかちゃん連れて行ってん」


私は身を乗り出してたかちゃんに話しかけた。

 

「ホント?来てくれてたんやね。ありがとう!下手な演奏でごめんなー」


たかちゃんは、ニコニコしながら、答えてくれた。

 

「ううん。全然良かったよ。あんまし曲には詳しくないけど、カッコ良かった」


「うそー。ウレシイ!カッコ良かったって、オレ?でしょ?」


冗談っぽく言ったつもりだった。

 

「うん」


たかちゃんは小さく頷いた。


「え?」


オレ、カッコイイだろ?なんて、冗談として受け流してくれる想定だったのだが。

私がリアクションに困っていると、きょんが助け船を出してくれた。

 

「あんさー。あの日さあ、彰布さあ、、、、」


後はとりとめない会話が続いたのだが、会話の内容は覚えていない。


一目惚れした筈のたかちゃんとの会話も覚えていないのだが、正直言えば、それは、たかちゃんの事が気になって、上の空な時間だったから、だ。

●たった1曲だけの、カセットテープの話。第2話

 

少し話は遡る。

 

彰布が、転校してきた私に最初に声を掛けてくれた。

最初の会話で、当時人気だったフォリナーの話題になり、まさしく一瞬で意気投合。

 

さらに、楽器に興味がある、との共通点もあって、直ぐに仲良くなった。

 

高校は別々になったのだが、彰布とは家も近く、中学卒業後も休みの日にはお互いの家を行き来して遊んでいたものだ。

 

好きなバンドも同じ傾向だったので、極自然の流れで、バンドをやろう、となった。

 

ビギナー二人、ジャンルもなにも滅茶苦茶だが、なんとなくハードロックの傾向が次第に強まっていった。

このバンドだが、彰布と私のバンド、のようなもので、私たち二人以外のメンバーは、中学時代には同級生が、高校に入ってからはそれぞれの友達が、入れ替わり立ち代わりバンドに加わって、下手クソなりに活動していた。

 

大阪の枚方市にある、小さなライブハウスがホームグラウンド。

まあ、ホームグラウンドと言ったところて、そんなに大層な事でもないが、たまにライブを行っていた。

 

彰布がギターボーカルで、私がリードギター。

 

その彰布が、いつぞかのライブに「あの人」を呼んでいたらしい。

 

「らしい」とは、頼りない話のようだが、当然と言えば当然で、小さなライブハウスとは言え、ライブをする以上は、数十人の「客」を呼ぶ必要があり、集客のノルマが課せられている。

バンドのメンバーは、それぞれ友達を呼んで頭数を稼がなくてはならない。

 

私は、自分が呼んだ「客」、すなわち、聴く必要性も価値も皆無のバンドのライブに、お代まで払って足を運んでくれた奇特な、殊勝な友人達のアテンドに必死で、他のメンバーが呼んだ友人達に気を回す余裕などなかったのだ。

 

「あの人」は、彰布の高校の同級生。

 

「あの人」は、彰布の彼女の友人で、集客の頭数要因として、その彼女に誘われて我々のバンドを観にきてくれていたのだ。

 

彰布の高校の学園祭の日。

 

彰布は私とは違い、公立の共学高校に進学。

 

彰布の高校は、京丹波に向かう山に作られた新興住宅街の天辺に位置する。

 

大阪と京都の位置関係だが、いわゆる洛内には平野部でつながっているが、日本海側の京都には、箕面から続く山々に分断されている。

 

その高校の裏手側、少し離れたところに名神高速が走っている。

 

天辺と言っても、山の頂上ではなく、亀岡に向かう山の、麓と言っても良い程度の場所だが、名神高速を境に山側は傾斜がキツくなるため、40年たった今も宅地開発されていない。

 

このため、今もってその高校は人の生活圏の天辺にある。

 

最寄りの駅は、国鉄か、それに平行して走る阪急電鉄の駅。

 

駅からは、路線バスも走ってはいるが、本数も少なく、バス停は学校からは少し離れているので、駅を使う生徒もほとんどは歩いて通学していたようだ。

 

しかし、麓とは言えども、天辺は天辺。

 

高校生の足でも20分以上は山登りすることになる。

 

彰布は「鹿とか猪でるで」などと自嘲気味に笑って話していたが、日々、教室からビルやネオンを眺めている私には、裏山があり、友達とわいわいやりながら道に広がって登下校できる彰布が羨ましく思えた。

 

折角の共学の学園祭なので、私の学校の悶々男子を何人か連れて行こうなどと企んでいたのだが、事前に彰布から「チケットがないから、一人できてくれ」と釘を刺された。

 

私は、素直に従い、学園祭に向かっているであろう人々の流れに従い、トボトボ山を登って彰布の高校に向かった。

 

まさに、住宅街の天辺にある学校。私の通う高校は、校舎もビル形式で縦に長いのだが、ここは横に広い。

 

大都会の通勤圏郊外の新興住宅街にバブル期に向かう好景気の最中にできた、そのイメージどおりのデカイ高校だ。

 

正門をくぐり、校舎内に入ると、結構な賑わい。

 

「迷路」「幽霊屋敷」「映画はこちら」「クレープ」・・・・・

 

いかにも、な飾りや看板が私を迎えてくれた。

いつもは、男子は詰襟、女子はブレザーが制服の高校だが、学園祭らしく、制服に混じって弾けた格好をしている生徒もチラホラいた。

 

様々な飾り付けや、呼び込みの生徒、出し物の類は、いずこの高校でも同じ。

教室をいくつか回りながら、一人校内を彷徨っていた。

 

ここでは、幾人もの中学時代の同窓生に出会う。

 

中学の学区エリアの高校なので、結構な人数の知った顔と出くわす。

お互い近況を手短に交わす儀式を何度か繰り返しながら校内を見て回る。

 

だが、私的には、彰布のバンドのライブが、今回のメインイベント。

 

彰布の高校の学園祭では、講堂で有志による軽音楽のイベントがあり、取っ替え引っ換え学内有志のバンドが登場して、一日中ライブが行われていた。

 

音響を考えて作られた視聴覚室もあったが、そちらはキャパが少なく、かつ軽音楽部が練習の成果を披露するのに使われていて、有志の勝手バンドには講堂が割り当てられていた。

その視聴覚室も訪れたが、おとなしい音楽と言えば良いのか、真面目な音楽と言えば良いのか、残念ながら、閑散としていたのだ。

 

彰布は学内で組んだバンドで登場する。

 

彰布とは、到着した時に顔を合わせたが、彼はクラスの出し物の用事もあるため、ほんの数分程度会話しただけだ。

 

出番直前に会おうとなり「正門の木の前、3時頃」の待ち合わせ。

 

私は、一人、校門正面のソテツの木の前で彰布を待っていた。

つまらんハナシ。
 
想い出、だが、だいぶ脚色してあるので、ノンフィクションではない。
が、あらかた、こんな事があった、な、お話し。
 
オチは付いているが、このお話、相当長々と、なんで、よほどする事なく、お暇があれば、どうぞ。
 
もう、40年近く前の昔話。
SNSはもちろん、スマホどころか、携帯電話すらない太古の時代のこと。
すでに化石となり、朽ち果てつつある小生にも青い春があったような。
 
昔々、あるところ、或る日、のお話。
極めて平々凡々な、とあるガキの話。
そのガキとは、何を隠そう私なのだが。
 
登場人物は、ABCDぢゃあややこしいので、
 
私=雅之
親友=彰布
親友の彼女=きょん
あの人=たかちゃん
 
とする。
もち、仮名。
 
●たった1曲だけの、カセットテープの話。第1話
 
16か、17か、私が高校2年生の「或る日」にまつわる話。
 
「或る日」は、冬ではない。
 
と、言うのは野球の中継をやっていた事は確かなのだ。
その日、すなわち「或る日」は、巨人ファンの親父が、何故か阪神対ヤクルトの試合を観ていたのでプロ野球のシーズン中であり、観戦しながらビールを呑んでいたから、多分夏、だろう。
 
そもそも、私は記憶の良い方ではない。
その私が、40年近く前の「或る日」を事細かに覚えているのには、理由がある。
 
ごく普通のサラリーマン一家の末っ子、それが私。
私は、中学2年の時、父の転勤の都合で北海道から大阪に引っ越してきた。
 
転校したのは公立の中学校だったので、新しく同級となった生徒の多くは、地元の小学校から進級しているため、カッコ良く言えば「強い絆で結ばれている」となるが、ガキの事だし、正味は、何らの着地点も持たぬ「塊(かたまり)」化した集団をいくつか形成していた。
 
そんな中に、北海道からひょっこり現れた私は、文字通りの異邦人のようなものだった。
しかし、異邦人が幸いしたのか、北海道から来た珍しさもあり、なによりもクラスの面子に恵まれたため、ようやく中学でも友達ができつつあった。
 
特に音楽が繋いでくれた親友ができたのが嬉しかった。
 
兄がいた影響で、洋楽に目覚めていた私は、同じく洋楽を聴き始めていた彰布と出会う。
 
フォリナーが好き、と言い、ギターを練習している、と。私たちは、直ぐに意気投合したのだ。
 
それに、転校して最初に話しかけてくれたのも、同じクラスになった彰布だった。

しかし、中学も2年。
多くの新しい友達とは、友情を暖める間もなく高校に進学。
 
当時はほとんど越境進学もなかったため、新しくできた友達の多くは地元の共学の公立高校に進学した。
 
私は、自宅から1時間は掛かる、大阪は阿倍野にある私立の男子校に進学することになった。
 
学校の近くには国道が走り、すぐ近くには大きな駅、商店街がある騒がしいエリアに位置する学校だ。
 
大きな私立高校だったので、私のほか2名くらいの同級生が進学したのだが、今と違い、中学校には、学年あたりクラスが10組くらいあった時代。
 
残念ながら、同じ高校に進学した同級生とはほぼ面識がなく、高校でも、すれ違えばお互い手を挙げる程度。
 
中学で折角できた友達とも離れてしまい、高校進学当初は、多少の淋しさがあったが、そもそも、私の入った高校は、見知らぬ人間同士の集まりみたいなもの。
 
大阪近辺のあちらこちらから生徒が集まっており、周囲の同級生達も似たり寄ったりの境遇であったため、ほどなく仲の良い友人達ができる。
 
そして、多少の淋しさ、には別の理由があった。
 
中学時代、初めての告白、そして初めての彼女。
その彼女と、進学を機に別れたのが「多少の淋しさ」の「多」の部分。
 
その人とは、短い間のお付き合いだったが、中学2年で転校して様子のわからない私に優しく接してくれた素敵な女の子だった。
 
高校では、むさ苦しい友人には多数恵まれたのだが、色気とは無縁。
男子校だけに、なかなか同じ年頃の女子との接点がなく、悶々とした学生生活を送っていた。
 
そんな中、私は「あの人」と出会う。
 
市内の公立高校に進学した中学時代の親友の彰布に誘われて、彼の高校の学園祭に遊びに行ったのが「或る日」に繋がる始発点。

サー・ロード・ボルチモア。

ブルックリン出身。

 

さて、当方が、ハードロックに触れ出した頃。
ディープ・パープルは既に無く、キッス、エアロスミス、クイーン、フォリナーが台頭し、レッド・ツェッペリンはまさに解散する、タイミング。
 
結構、この時代のバンドは一括りになりがちなんだが、国境を無視すると、実年齢は相当に幅がある。
 
オフィシャルデータから拾うと。
あくまでも、シングルなりアルバムなり、音源デビューをした基準。
活動開始だと、ビートルズは1957年だし、スコーピオンズは1965年になる。
その点だと、ストーンズは結成は1962年なので、スコーピオンズは、ストーンズと大して変わらない事になる。大したものだ。
 
1962 ビートルズ
1963 ローリング・ストーンズ
1968 ディープ・パープル
1969 レッド・ツェッペリン
1969 ブルース・クリエイション
1970 ブラック・サバス/フラワー・トラベリン・バンド/サーロード・ボルチモア
1972 スコーピオンズ
1973 キッス/AC/DC/エアロ・スミス/クイーン
1974 ジューダス・プリースト
1975 クリエイション
1976 バウワウ/紫
1977 フォリナー/コンディション・グリーン
1980 アイアン・メイデン
1982 ラウドネス
 
まず、こう見ると、やはり、ロックの常識的な歴史図なり。
ビートルズ、ストーンズが創世、パープル、ゼップがハードロックを作り、サバスがメタル化、キッス、エアロ、クイーンが市場を開き、ジューダス、メイデンが1980年代のNWOBHMからLAメタルへの橋を掛ける。
 
あっ、AC/DCは、このころから終始一貫、AC/DCのママ。
 
やはり、1973年が凄い。偉大なバンドが並ぶ。
 
当方的に、そうか、へえ、なのは、ジューダスとメイデンが意外と年の差が広いこと。
赤太字の日本のバンドも、今みたく情報も少ない時代に、世界水準な音だしてたんやなあ、と。
 
さて、お題のサー・ロード・ボルチモア。
 
キーになるのは、1970年。
この年に、ブラック・サバスもデビューしている。
「ヘビーメタル」元年とでも言うか。
諸説あるようだが、最初に「ヘビーメタル」と呼ばれたのが、このバンド。
音楽誌Creemにおいて、デビューアルバムの「Kingdom Come」の音楽性を指して「重金属(HeavyMetal)のような」と表現したのが始まり、と言われている。
ヘビーメタルやハードロック、グランジのジャンルとして使われる「ストーナーロック」の原型とも。
サバスがドゥーム系なので、それとの区別的な感じかな??
まあ、トリップ系、ブルースベース、ディストーションサウンド、の系統みたいな。
ともかく、ジャンルは色々なんで、詳しくはないが・・・・・
プロダクションやらレーベル、評論家が、ドンドン新しいジャンルを作るので、ワケワカラン、のだが・・・・
 
3ピース(のち4ピース)で、ドラムボーカルのスタイル。
 
ドラムボーカル/ジョン・ガーナ―
ギター/ルイ・ダンブラー
ベース/ゲイリー・ジャスティン

 
活動としては、非常に短期間。
1970年にキングダム・カム、1971年にサー・ロード・ボルチモアの2枚のアルバムを出している。
まあ、あまり売れんかったそうで。
 

 

時代的、な音。

ジミヘンなんかも入り込んだ感じ。

 
後のシーンに大きな影響を与えたか?と言われれば、実際売れたワケではないので、断言はできないとは思う。
が、やはり、音的には、凄いと思う。
ギターの音も、デビュー時のトミー・アイオミより、もっと金属的な音。
 
サードアルバムまで準備されていたそうだが、結局リリース叶わず。
2006年に突然、このサードアルバム用に合わせて作られていた楽曲を含んで、再結成アルバム「Sir Lord Baltimore III RAW」をリリース。
その後、また消滅していく。

 

 

2006年・・・時代なりの音。

ブランクがあった割には、アップデートされている感じがする。

しかも、デビュー当時の作風はそのままに。

仕上げは荒いが、なかなかの佳作に仕上がっている。

 

残念ながら、現時点、入手は困難。

CD板では、デビューと2作目は入手可能だが・・・・

歌!

ボーカル!!

あかんわ。

自分の下手さ加減に、あきれる。

 

結局、大昔にマルチトラッカーを使って、音源を作っていた時代と、現代の最大の違いは・・・

 

ディティールの表現力、だ。

 

昔の音源を聴いても、もちろん、上手くはないが、聴けないもの、でもなかった。

しかし、現在のDTM環境は、良すぎる。

 

ギターなどの場合には、パンチイン、パンチアウトの必要もなく、複数トラックからの結合も簡単なので、大変ありがたいことになっている。

が、

ボーカルは、だめだ。

ともかく、ディティールが表現されてしまうと、下手なのが強調されてしまう・・・・

 

ともあれ、1曲づつやっていくしかない、のだが・・・・

プラグインを入手して、誤魔化していく、って手も考えたが、多分、どうしようにもない、部分もあるだろう。

100トラックくらい録音して、いいとこ取りすれば良いのだろうが、ギターよりも全然厄介。

 

さて、ボーカルをなんとかしなきゃ、以外、いくつか解決したい悩みがある。

 

悩み、とは、例えばドラムの音に広がりが欲しい、とか、音の分離が悪い、ギターの音に迫力がない、ボーカルが他の音に埋没する、ミキシングして音に立体感がない、など、

 

これらの悩みを解決するツールは、CUBASEに最初から一定は付いている。

 

が、実際にやってみると、まあ、難しいのだ。

 

基本的知識が乏しいのだが、例えば、コンプ、とか、イコライザ、とか、リバーブ、なんかはなんとなくわかるがそれ以外のプラグインは、一体それがなんなのか?からわからんわけで。

 

さらに、イコライザなんかは、いつもならば、自分の狙った音を作るために使うのだが、ミキシングの場合は、ボーカルなどの他の音に埋没しない、また、他の音を埋没させない、との目的が重要になる。

 

なによりも、悩ましいコト。

 

「コレコレ、こう言う悩みがある」と、検索すると、解決策が、必ず見つかるのだ。

 

解決策が見つかる、ならば、良いのでは?なんだが、そうではない。

 

だいたい、悩みを解決するには、コスト、が掛かるのだ。

それが、プラグイン、の罠。

罠、と言うか、業務視点では、必須なんだろうが、素人の趣味範囲だと、やはり、このコストはキツい。

 

さらに、

止む無し、と、買ったとしても、期待した結果が直ぐに出るわけではない、わけで。

 

が、ボーカルは如何ともしがたく、WAVESのボーカルライダーは手に入れたが、ミックスしていると、悩みがどんどん出てくる。

その悩みを、解決するには、他のプラグイン、、、。

 

知り合いにサウンドエンジニアもいるのだが、取り敢えず、WAVESのパッケージでも買っとけば、と言われたのだが、、、。

冷たく突き放されたワケではなく、サウンドエンジニアリングにもクセがあり、基本はだいたい同じだが、キモとなる部分は、感性やクセがあり、言葉で教えられるものでもない、のだそうで。

 

うーん。

どうやら、当方の悩み解決として策として、、、。

 

WAVESのL1.2.3 マキシマイザー。 

iZotopeのニュートロン3

 

なるプラグインを試してみたいなあ、、。

 

などと。

 

予算全くなく、買えないが、、、。

まあ、百合の花、ではない。

「i」が一つ多く、Liily。

LAからの、何かしら(ジャンルは何?)。

 

Liily

 

去年あたり、インディーズを賑わせたそうだが・・・・・

若いボーカルの子に教えてもらったワケで。

 

ちょっと話はズレるが、そもそもこのLiilyに行き当たった理由だが。

チョイ前、プレステのCMで流れていた、カイザーチーフスの「I Predict A Riot」が気になったワケで(チョイ前の曲だが、当方は知らなんだ)。

 

CMで引っかかった通り、独特の構成、メロディラインにハマり、個人的ヘビロテだったもの。

カイザーチーフスは、英国。

ポストパンクなサウンドが良く、トリッキーとまでは言わんが、覚えられないが耳に残る系、クセになる系の、曲。

構成が面白く、メロディラインのもっていきようも、いいセンスしてるなあ・・・と。

 

そんなこんなで、その若いボーカル女子に尋ねたところ、「Liilyもエエよ」と教えてもらったワケで。

 

デビュー時、インディながら、結構話題になったそうで、女子曰く、聴き倒している、と。

「Liily」の画像検索結果

LA出身の4ピースバンド。

??5ピースのPVもあるので??だが・・・・

EPだが、「I Can Fool Anybody in This Town」。

 

1 Toro
2 The Weather
3 Sepulveda Basin
4 I Can Fool Anybody in This Town
5 Nine
6 Sold

 

いやはや、良いわ。

シンプルで勢いが強い。

 

方向性は、違うが、確かに「ニルヴァナ」が、ふわっと、出てきたタイミングを思い出す。

 

 

 

 

 

10代の、ともかく若いバンド。

この時代、若さ、とか年齢とかに意味があるとは思えないが、BBC Radio 1のJack Saundersに見いだされた、との事。

PVも雰囲気が良く、センスを感じる。

今後が楽しみ。