唯一無二。野性の疾走。

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なんてことはない。
以前も紹介のグレコはワイルドスキャンパー。

結構前だが、中古で、購入。
14kくらいだった、と記憶。

フロイトローズ一式を14kで勝ったと思えば超お得、程度で考えていたが、ほぼ新品状態で歓喜歓喜。

まあ、この価格帯の中古は、ショップとしても薄利でも在庫回転させた方が絶対に良いハズなんで、そんな一品が何かの縁で当方の手元に。

しつこいようだが、当方はレスポール派、なんだが、ロックアームが必要、24フレ欲しい、場合にこの手のストラト派生のギターを使うこともある。

それもあっての、以前書いた通り、シェクターを入手。

その手前に、この、ワイルドスキャンパーを手にしていた。
若干放置気味だったが久々に出して見た。
ローフレでコード展開の、早い曲にトライしていて、
あの薄っいネックが良かろうと、取り出してみた訳。

とにかく、グレコのワイルドスキャンパー、そのネックの薄さは抜きん出ている。
クルーズのレスポールタイプと並べる。
ナット幅は、太めのレスポと同じ。

なんだが、
ともかく、薄い。
圧倒的に、薄い。
超薄ネック。

握り比べると、まあその違いに驚く。
手の小さい日本人にピッタリ。
まさに、グレコの伝統。

この機体はワイルドスキャンパーの低価格ライン。設定上代47k。
多分新品で398あたりで売られていたのだろう。

で、ワイルドスキャンパーの上位機、国産モデルでロックアームの機体を探していたのだが、、、。

無いのだ。

当方が求める仕様に近いモデルでも、SSHのレイアウトで、ロックなしの普通のトレモロ。

これを入手して、フロイトローズに換装だと、全く予算に合わない。

そもそも、現在、ロックアームを搭載したワイルドスキャンパーは、国産モデルばかりか、当方の持つ中国製モデルでも、現行ラインナップにないのだ。

唯一無二の存在になってしまったこの機体。
軽い気持ちで入手したのだが、、、今は、これしか無いのだ。中古でもほとんど出回らない。

この機体限定で、これを使いたい訳ではない。
も少しグレードが上の、この仕様のギターがあればなあ、、、、。と。

明らかに、市場にニーズがない、から、作られてないのだろうが、国産でHHレイアウト、ロックアームのワイルドスキャンパーが欲しいなあ。
まあ、買えるとしても、それの中古、だろうが。
マジ欲しい。

余談だが、あと一つ。

ギブソンタイプのエクスプローラーでロックトレモロ。何年か前に、当のギブソンからリリースされていたが、まさに、ソレが欲しいのだ。
高くて諦めたのだが、、、、。
これも、ない。
エクスプローラーのフロイトローズ、、、。
市場に出ていないのだ。
もちろん、ギブソンでなくてよい、というか、値段の問題があるので、エドワーズあたりでお願いしたい。

で、ワイルドスキャンパーだが、ともかく今や唯一無二の存在になったこの機体を、グレードアップしようかなあ、と目論む。

ピックアップが、チョイ内向きな音でイマイチなのだ。ポッド、コンデンサも含めて交換、かなあ。

とりあえず、バックパネルを開けて見る。
ジャパンブランドらしい、丁寧な仕事。

いつもは、割と簡単に割り切ってピックアップ交換なんかするのだが、何万かかかってピックアップ交換をして、喜ぶのも束の間に、新たに当方が求めるスペックのワイルドスキャンパーが新発売されたりしたらショックだし。

一応、これが手元にある。
ただ、4コンダクターなんだなあ。

ワイルドスキャンパーは、コイルタップなしの仕様。

よって、ポッドはやはり交換となる。

もち、4コンダクターを繋ぎで2コンダクターにする方法もあるが、なんか気に入らんのだ。

やるなら4コンダクター。

だが、多分今回はやらない。
手元原資も危うく、時間もない。

やらない、を、自分に言い聞かせて、弦を張り直した。
弦張りして、チューニング。

フロイトローズの場合は、当方は基本的に1本づつ交換する。古い弦を張った状態で、1本づつ古い弦を外して、新しい弦に替える。

当たり前のようだが、フロイトローズの場合はコレ重要。レスポールの場合、先に弦を全部外して、普段は弦が邪魔で手入れできないトコを手入れしてから新しい弦を、張る。

だが、フロイトローズの、場合は、弦を全部外してから新しい弦を張るのは思いの外面倒。

チューニングが難しいのだ。

フロイトローズの場合、弦の張力でバネと引き合いして位置バランスを取っている。
なので、チューニングする事でチューニングが、狂う。

???でしょうか?

分かりやすく言うと、緩んだ状態からチューニングする、と想定。
例えば6弦をEにチューニングした。
次に5弦をAにチューニングすると、弦の張力が高まり、アーム本体がネック側に傾く。
すると、5弦はAだが、他の弦は弛むので、先にチューニングを合わせた6弦が、C♯あたりまで下がっている。

で、6弦を再度Eに合わせると、今しがた Aに合わせた5弦がGあたりまで下がっている。

これの繰り返し。
繰り返している間に、下がり幅が少なくなり、チューニングがあってくる。

かつ、それが、4弦、3弦、2弦、1弦まで続く。

これが、まあめんどくさい。

ともかく、一度チューニングを、合わせれば、ナットロックすれぼ、チューニングが狂う事はないが、チューニングを変えたりするのは、超めんどくさいのだ。

高校時代の有るシーンを思い出した。

市民祭り。
夏。

ステージは市役所の駐車場。

普段とは違う、このイベント向けに組んだバンド。
ベースの友だちに、誘われ参戦。
ギター、ベース、ドラム、ボーカル、の4ピース。

当方、フェルナンデスのランディVで出動。
この機体、アームを叩くと音がしばらく震える。
ブラッドギルスに憧れて、バネは2本でゆるゆるテンションでフロートさせていたので、チューニング時の他弦が下がる影響度合いは、さらに大きいのだ。

要するに、バネを緩くしてあるので、もとより面倒なフロイトローズのチューニングが、更に面倒な状態の機体なのだ。

とまれ、出演。
曲目はあまりハッキリ覚えていない。
サバスのパラノイド、オジーのバカだもん(bark at the moon)を演じたのは覚えている。

で、事前のスタジオ練習で、何かの曲で、ボーカルのI君がキーが、高い、と。
半音下げチューニングにするかレギュラーチューニングにするか、で、話し合って、結局、レギュラーチューニングに決まった。

さて、いよいよの、ステージの前日。

メンバーで、前夜祭と称して、甲子園に。
多分、中日戦。
勝った。

「バースかっとばせ、バース。ライト〜へ、レフトへホームラン!」
「ここまで飛ばせーよ、それ、放り込め、放り込め、カケフ」

と、多分この頃から定着し始めた、各選手のヒッティングマーチを皆で叫んだ。

I君も、叫んだ。
絶叫してた。

明けて、当日。

アマチュアバンドが次々と登場。

待機中、I君、ずーっと首を傾げている。
何か言いたげ。

で、バンド名を呼ばれ、ステージに上がる。

アンプ、エフェクターを繋いで音チェックしている我々の元に、のこのこI君がやってきた。

昨日、騒ぎ過ぎて声でぇへんわ。
半音下げてくれる?

と。

マジ、殺意を覚えた。