「言霊」と言うのは、音声だけで成り立つものではありません。そこに「情感」が込められているから力を持つのです。

多くの人がその言葉を使いその情感を込めるから、その音を出すと気持ちが共鳴して強化されていくのです。

 

情感とはパワーですが、音にして出すと具体化してさらに強力になります。

「呪いなどありえない」と愚かなことを言う人がいますが、呪いが存在しないなら祝福も意味のない行為です。

呪いであれ祝福であれ想念はパワーを持ち、言葉になるとさらに強くなるのです。

量子力学では、意識と物質の明確な境界線はありません。目に見えるか見えないかの違いだけです。

言葉の力で言えば「おつかれさま」などのマイナス言葉は人からパワーを奪うので、常用しない方がいいのです。

 

子供の方が大人よりもテレパシーなどの直観力が優れている理由の一つは「思いと言葉が直結しているから」です。

内(心)と外(音)のベクトルが一致していれば、その力は集中して強いです。

ところが思っていることと言っていることの方向性が違えば、その言葉には心がこもっていないので力が弱いのです。

頭で色々相手の反応を考えたり損得を計算したりして動けば、直観力は低下していきます。

「空気を読む」だとか言って、本心と違う言動をすることが他の国の人よりもずっと多い日本人が外語習得に弱いのは当然です。

言語とは、「日本人のあなたが日本人の頭で理解して暗記する」と言うようなものでは決してないからです。

 

日本人の頭で理解してる時点で、すでにオリジナルのものからは大きく外れています。

わかりやすい例を言えば、日本人がするようににこやかに深くお辞儀をしながら「hello」と言ったら、もうそれは英語ではありません。その音を言う時の心の中も、欧米人と一緒にならないといけないわけです。

 

そしてそれを感じるのは直観力であり、理解力ではないのです。

それは、テレパシーのように理解を通さず直接脳に届くもの。

だから、頭で意味を考える大人はいつまでたっても言葉が身につかないのです。

 

言語とは音を媒介して相手の情念を感じ取るものですが、音を除くとテレパシーになります。

非科学的な感じがしますが、「音を媒介しない意思の疎通」はスポーツ選手がよくやっています。

だから、スポーツ選手は直観力が優れているし海外に行っても言語習得が早いのです。

 

 

 

 

 

 

 

語学だけでなく、体育とか楽器演奏などには反復が必要です。

最初からうまくできるなら生徒ではなく指導者側になりますが、指導者側だって何度も練習してできるようになっているのです。

 

しかし最初からうまくできないことを「失敗」と感じて恥ずかしがると、とても大切な「反復」という「経験の累積」が十分にできなくなります。

 

莫大な出演料でオファーを受ける俳優さんだって、最初はオーディションで落とされるという経験を累積した結果、売れっ子になるのです。落とされることを「失敗だ」と認識して落ち込んでしまったら、次のオーディションに向かう勇気はなくなってしまいます。

 

外国人に話しかけたけど、発音が通じず凹んだ...

よくあることです。

それらは、最終的に成功へと続く道につながるための「累積」。

そう思えば、前に進むことができます。

 

 

 

 

 

最初のうちはうまい人の真似をするのは、習い事の基本です。

スポーツや楽器などでは当然みなそれを知ってるし、そうしています。

 

でも、どうして語学ではそれをしないのでしょう。

 

満員電車で、簡単な会話もできない会社員がとても使えなさそうな英単語の本に見入っているのを見るとそう思います。

文章やメールなどのやり取りだけが目的なら、それでいいのですが。

それをすることで会話までできるようになることを期待するのは間違っています。

 

単語を覚えようとはしても、ネイティブの人を真似て発音しようという発想が全くないからです。

棒セリフのカタカナ英語では、どんなに単語数を知っていても相手から上手認定されるわけはないです。

正しい練習法は、ネイティブのしゃべり方をそっくり真似しようとすること。

「真似できる」前に「真似しようとする」決意が必要です。

 

日本人は恥ずかしがりなので、外国人の真似をするのが恥ずかしいのかもしれません。

でも、恥ずかしがっていては上達できません。

恥ずかしいなら、部屋で一人で練習しましょう。

語学習得とは、学問を理解することとは違うのです。

それは、俳優さんになる感じに近いのです。

言葉に情感を込める練習をしなければ、「日本人は外語音痴」と言われ続けてしまいます。

 

最近の外国人、特に欧米人は日本語が上手です。

どうしてかというと、日本人を真似してしゃべるからです。

すると共鳴現象が起き、日本人がどう日本語を使うかがミラーニューロンで再現でき、習得できるわけです。

 

欧米人は日本人の真似をできるのに、日本人は外国人を真似しようとしない。

向こうからこっちに来れるのに、こっちから向こうへは行けない。

勝敗は、明らかですよね。

黒船が着てびっくりした時のように、この精神面はほぼ進歩していません。

 

モノマネ芸人があんなに上手なのに、できないわけはないです。

それをしようとする気持ちが、ないだけなのです。

 

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