課税の繰り延べは意味がないのか? | 社長の手取りを7桁増やすプロジェクト

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ビフォアタックスとアフタータックス

 

 

法人にお金を貯める場合、通常は「税引き後の利益を貯める」ことになります。


けれども、「税引き前の利益を貯める」ことができたら、そのほうが多くのキャッシュを残すことができますね。

 

税引き前のキャッシュを貯める方法とは、キャッシュを損金計上して外部に積み立てることによって貸借対照表に載らなくすることです。


具体的には多くの法人が活用している「経営セーフティ共済」「生命保険」の活用です。

 

ただし、この方法で貯めたお金を現金化する場合、そのキャッシュは益金扱いになり課税されてしまいます。


退職金支給のようにキャッシュとともに益金も計上したほうが都合がいい場合は、ハッピーエンドです。

 

けれども、生命保険の返戻率のピークが来てやむなく解約したが出口に何もない場合などは「課税の繰り延べにすぎなかった」と言われます。

 

そこで、課税を繰り延べる意味について考えてみます。

 

 

「今の100万円」と「1年後の100万円」では、どちらが価値が高いか?

 

 

「経営セーフティ共済」や「生命保険」のような簿外資産を現金化すると益金扱いになり、課税されます。


確かに課税の繰り延べです。


けれども、課税の繰り延べを数年間でもできたことに意義があるのです。

 

課税を繰り延べることができれば、少なくとも現在は節税できた分キャッシュが多く残ります。
(最終的な税額が同じだとしてもです。)

 

ところで、そのキャッシュの価値は数年後も同じでしょうか?


違いますよね。

 

たとえば今、あなたが100万円を持っているとします。


1年後には、その100万円の価値はどれくらいになっているでしょうか?

 

経営者なら事業で利益を出せば1年後も100万円のままということはありませんね。
(そうでなければ事業をする意味がありませんね。)

 

また、「100万円をもらうなら、今がいいか1年後がいいか」と訊ねられれば「今もらったほうがいい」と思うはずです。

 

この感覚がファイナンスの基本の「現在価値」という考えかたで、誰にも自然に備わっているものです。


「時は金なり」といいますが、このお金の時間価値は今後ますます重要になってきます。

 

以上を踏まえて簿外資産を貯めることをぜひ検討してみてください。

 

 

 

ファイナンシャルプランナー
松田 聡子

 

 

 

群馬FP事務所
ファイナンシャルプランナー 松田聡子(日本FP協会認定CFP)
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