2009年に解散したイギリスのロックバンド "Oasis” が再結成され2025年夏からリユニオンツアーが始まるそうです。そのチケットにファンが殺到して中には数千ポンドの値段で売られているケースもあることを伝える 記事 がありました。見出しにある "tout" は OALD によれば "a person who buys tickets for concert, sports events, etc. and then sells them to other people at a higher price" とあるので「ダフ屋」のことかと思いましたが、見出し下のサブコメに "Secondary ticket platforms" とあるので、むしろオンライン取引する "転売ヤー” に近いのかもしれません。
記事によれば、コンサートチケットの転売自体は不法ではないものの "tout" のような悪質な転売は非合法とされた実績があるようです。サブコメにある 'sneaker kids' は何のことかと思いましたが、どうやら "seasoned touts(ベテランのダフ屋)" に対応する "traders in their early 20s(20代前半のダフ屋)" のことのようです。
こうした違法サイトの調べはかなり進んでいるようですし、touts 経由のチケットは無効にすると Oasis も明言しているので騒ぎも早晩落ち着くことでしょう。
今年は 1994年に発売された彼らのデビューアルバム "Definitely Maybe" の30周年に当たります。そのアルバムには収録されていませんが、同年12月にシングルで発売された "Whatever" が私の大好きな一曲です。