毎日が日曜日の私にとっては何の特別感もないゴールデンウィークでしたが、最終日の今日は次女の家族が遊びに来て賑やかな一日となりました。川口にある旦那さんの実家に泊まった帰りに寄ってくれたのです。子供たちがまだ小さかった頃、東村山と大宮にある私たちの実家を「はしご」したことを懐かしく思い出しました。

 

3時のおやつを食べたあと、はる君(小2)の「みんなで何かして遊ぼうよ」というひと言で、妻から「今日はあれ出してね」と催促されました。押入れの一番奥に仕舞い込んでいる古いアイスホッケーゲームです。これまで何度か話題にのぼったことがあるのですが取り出すのおっくうでいつも「今度ね」と先送りしていたのです。

 

今から30年以上前、仕事でスウェーデンに駐在していたとき買ったこのゲームに我が家の子供たちは熱中して遊んでいたものです。おそらく20数年開けていなかった箱から取り出してみると、部品が一箇所外れている以外は特に問題がなさそうでした。雑巾で表面のカビを拭い取り部品の不具合を補修して可動部分に油を差したところ無事 "冬眠" から目覚めました。

 

 

それぞれのチームが、キーパーを含む6人のプレーヤーを動かしてパックを相手ゴールに打ち込む(キーパーは防御)ゲームです。レバーを前後に動かせばプレーヤーの位置が変わり、〇印をつけたレバーの黒い部分を回すとスティックを持ったプレーヤーが回転してパックを打つことができます。

 

 

普段はビデオゲームに興じているはる君ですが、この「アナログゲーム」がかなり気に入ったようです。始めのうちはどのレバーを動かしたらいいのかが分からずにまごつくことが多かったですが、何度もやっているうちにプレーの精度が上がってきました。母親(私の次女)を相手にゴールを決めるたびに歓声をあげて大喜びする姿を見ていたら、私も息子と久しぶりに対戦してみたくなりました。20数年ぶりに日の目を見たこのゲームをこれまで処分せずに取っておいてよかった思いました。