私がスマホで遊ぶ唯一のゲームは「麻雀」です。会社員時代の若い頃、麻雀にハマった時期がありました。一回目は札幌にあった会社の独身寮にいたとき、二回目は本社の経理課に勤務していたときです。当時の独身寮には麻雀好きが何人もいて、週末食堂で顔を合わせると自然に麻雀モードになりました。自分がゲームに参加できないときでも、誰かの後ろについて配牌や打ち手を眺めるのが楽しい時間でした。今でも忘れられないのは、私が役満の「国士無双」を和了したときの一部始終を友人が見てくれていたことです。テンパイしたとき、ダブり牌がひとつもない「十二面待ち」だったことを彼が”証言”してくれたのです。

 

 

経理課時代には、週に1回は終業と同時に同僚や先輩たちと会社近くの雀荘に繰り出しました。10卓ほどの麻雀卓が後ろを通るのもやっとというくらいにびっしり並んだ部屋では毎回、立ち込めるタバコの煙の向こうに何人もの顔なじみを見かけたものです。まさに「昭和」の風景でした。

 

それ以来麻雀をやる機会はほとんどありませんでしたが、半年ほど前にふと無料の麻雀アプリがないかとスマホで検索して見つけたのがこの「麻雀闘龍」でした。

 

 

一旦始めると、眠っていた血が騒ぐのか(?)なかなかやめられなくなります。もっとも、初級レベルなので負け込むことはないため、勝って良い気分で切り上げるのが深入りしないコツだろうと思います。そして今日、待望の「役満」を達成しました。リアルの麻雀ではやったことのない手です。今夜は気分良く眠れそうです。