今日はピアノレッスンの日でしたが、部屋に入ると先生から 「iPad を持ってきたんですよ」 と笑顔で話しかけられました。その目的が分かったのは "Over the Rainbow" にようやくOKが出た後のことでした。次回からは 3月末の 「おさらい会」 の準備に入りましょうと言いながら、iPad を操作して見せてくれたのがこの動画でした。

 

 

私が 「おさらい会」 で "Days of Wine and Roses" を弾くことは当然先生も知っているのですが、「レッスンの時とは違うアレンジをしてみたい」 と前回私が言ったことから "その参考に" とこの動画を見せてくれたのでした。ありがたいことです。

 

以前レッスンでこの 「酒バラ」 に取り組んだときは、McCoy Tyner と Oscar Peterson の演奏を参考に自分なりのアレンジを仕上げたものの、今一つしっくりこない感じが残りました。この Jacob Koller というピアニストは先生の昔からのお気に入りなのだそうですが、彼の 「酒バラ」 からは、ランニング(ウォーキング)ベース風の動きやアルペジオを使うフレージングなど取り入れてみたいものが色々と見つかりました。アレンジ譜の通り弾きこなすのも好い練習になりますが、やっぱりジャズは自分でアレンジするところに醍醐味があります。この動画のおかげで少し展望が開けた感じがします。