Be the person you were meant to be.

君はそんなやつじゃない。/本当の自分になれよ。

 

これは "be meant to" の使い方を 英辞郎 on the WEB で調べた時に見つけた表現です。"were" という過去形は、語り手の目に映る 「今のあなたは本来のあなたではない」 という気持ちを表現するための "仮定法過去" なのでしょう。

 

"be meant to" は、人が主語になると 「~になるよう運命づけられている」、物が主語になると 「~であることを(~になるように)意図されて(作られて)いる」 という意味になるそうです。能動態では 「~を意味する」 を表す "mean" が受動態になるとこのようにニュアンスが変わりますが、 これは "suppose / be supposed to" でも見られる現象です。

 

「(明確な根拠はないが)~と思う、推定する」 という意味を表す "suppose" は、"be supposed to" という形で使われると、「〔義務・規則・取り決め・約束・任務などにより〕~することになっている、~するはずである」 という "should" に近い意味になります。これは大学受験の四択問題でもよく見かける表現で、実は今日の授業の確認テストにも出題されていました。それで "be meant to" と "be supposed to" が私の中で結び付いたのかもしれません。