今日は新聞に載っていた土井善晴さんのレシピで「タコ飯」を作りました。

 

Wiikipeiaによれば、家庭料理の第一人者であった土井勝さんの次男として生まれた土井さんは、大学で経営教育学を、スイス・フランスでフランス料理を、大阪の「味吉兆」で日本料理を、それぞれ修めたという幅広い経歴を持つ方です。テレビで拝見すると、笑顔と関西弁の語り口がとても素敵な方です。

 

<材料>  (4人分)

ゆでダコ   180g

 

新ショウガ  大1片(50g)

洗い米    2カップ(400cc)

水       洗い米と同量

しょうゆ   大さじ2

みりん    大さじ1

昆布     10cm1枚

 

<調理メモ>

①米を洗う

 

米を洗い、ザルにあげて水気を切る。

そのまま40分ほどおいて、米の芯までしっかり浸水した洗い米にする。

 

②タコを薄切りにする
ゆでダコは水気を拭き取る。

 

細かいところはそのまま。太いところは縦に二つに切ってから幅3ミリくらいの薄切りにする。

※タコは火を通すと硬くなるので、薄く小さめに切ったほうがご飯となじみやすい。

 

③ショウガを千六本に切る

 

新ショウガは皮も柔らかいのでタワシでよく洗って、皮つきのまま使う。

2cmほどの長さの千六本(マッチ棒くらいの太さ)に切りそろえる。

※ショウガは火が通ると身がやせるので、せん切りよりも太めの千六本に切る。

 

④水加減をする

 

炊飯器に洗い米を入れ、同量の水を加える。

※洗い米は水を吸った分だけ体積が増えるので、必ず計り直して同量の水を加える。

 

⑤炊飯器で炊く

 

炊飯器にしょうゆ、みりん、昆布、新ショウガ、タコを入れて普通に炊き上げる。

蒸らし終わったら、昆布を取り除き底からさっくりと混ぜ、茶碗によそう。

 

今回、「洗い米」と「千六本」という技法を初めてトライしました。「洗い米」は、40分後たしかにかさが増えていて、2カップだったのが2と3/4カップになっていました。「千六本」はマッチ棒のようにとはいかず、「不揃いのショウガたち」となってしまいました。


 

それはともかくとして、炊き上がりは一見良さそうに見えたのですが、かき混ぜてみるとベタつく感じです。おそらく水加減がうまくいかなかったのでしょう。あるいは、作りはじめるのが早かったのでタイマーで炊いたのがいけなかったのかもしれません。

  

 

味はまずまずでしたが、何か旨みが物足りないような気がしました。それでも、妻が用意してくれた他のおかずもあっておかわりをしましたが、早い機会に再チャレンジをしたいと思う「タコ飯」でした。


 

そのときは、「タイマーは使わずに混ぜ合わせたら即炊き上げる」 と 「水加減をより厳密にする」 の二点に注意するとともに、千六本の腕も上げる必要がありそうです。