2007年11月 アリババドットコムが熱狂の中上場した。

いまや上場している企業の中ではテンセントなんかの後塵を拝している感はあるが、当時はグーグル等に対抗できる有力な中国系ネット企業と言う感じだった。


最高値では40HKDに上った熱狂はリーマンショック後の新興国バブルの崩壊もあり、株価は急降下し、一時は4HKDを割っていたかと思う。


当時の売り抜けで莫大な富を築いたものの、上場廃止をした馬雲という経営者は相場師としては評価できるものの、経営者としてはイマイチ信用できない印象を残した。


個人的には±0ぐらい。

ちょっとプラスぐらいで上場廃止に伴いお別れした。


このアリババ、上場時がサブプライムローンバブルの頂点であったと言っていい。

そのアリババが再びニューヨーク市場に上場するという。

きっと、当初同様の熱狂で迎えられることであろう。


個人的にはもう、こういう熱狂系銘柄は卒業し、バフェットのバークシャーみたいな会社が好きだ。

地味で話題にはあまりならないけれどしっかりキャッシュを稼ぐ会社と長く付き合おうと思っている。


相場師 馬雲が再び上場を果たすということはきっと、今が一つの株価のピークなのではないかと思っている。あの時に上場し、あの時に上場廃止するなどなかなか普通の人に出来る芸当ではない。


中国市場への上場も考えているようだ。

そもそもは香港で上場したかったようだが、黄金株のような制度が最後まで認められなかったためにニューヨークにしたはずだった。


さてさて、アリババが上場するということは再び、あと1年ぐらいでクラッシュが訪れるのだろうか?

そして、彼はまた非公開化し、再び好況時に上場することで富を得ていく新しいビジネスモデルに取り組むのだろうか?

経常赤字、1兆5890億!だそうだ。

http://jp.reuters.com/article/wtInvesting/idJPL3N0M70WA20140310


なお、この赤字によりって訳でもなさそうだが、経常赤字の状態化傾向が見えており、そのことにより、国内でのファイナンス不足が間近に迫っているらしい。


しれっと書いているがすごいことが書いてある。


国の借金が国民の金融資産を超えたら財政的に行き詰る。


いやいや、経常赤字が常態化したら海外からファイナンスしないといけないからあぶない。


いやいや、などと議論されてきたが、その一角が崩れようとしているのか?


ちなみに、国債消化に行き詰ったら何が起こるんだっけ??


まず、国債が消化できないで売れ残る。


=国債の価値が下がる。


=下がるでは済まず、売れ残っているもんなんかみんないらなくなって大バーゲン。


=大量保有している金融機関が債務超過になる。


=金利が跳ね上がる。


=貸したもん返せの貸しはがしをする。


=貸しはがされた方は他から借りようとするが借りられない。


=借りてた人たちが破綻する


=破たんによりより取り返せないから連帯保証の個人資産やら不動産を競売


=競売により地価が暴落


=連鎖破たんにより会社の株式総崩れ


=円安爆裂、円を売って外貨が欲しいの流れでキャピタルフライト発生


=円安、株安、債券安のいわゆるトリプル安


=国の実質借金激減


=国民の円建て金融資産(貯金・国債)はほぼパーに


=土地の資産価値も暴落


=土地も株式も海外勢がせっせと買い取り


という不愉快な状況になるのか?


他国への影響って何があるんだろ?


しかし、海外勢が国内株式の30%弱を保有していることを考えるとこの暴落で無傷でいられまい。


しかも、取引先として日本はサプライチェーンの重要なピースになっていることは東日本大震災でも明らかになったことを考えると日本の円安により、他国としては原料の暴騰につながるはずだ。


こうなると安く色々なものを手に入れられていた消費者の財布を直撃して世界的な不況に発展していくのだろう。


か。


いずれにせよ、この経常赤字問題。


実は相当に熱い。


大して注目されている感じではないけど。

いまや、報道というものが極めて恣意的な要素を占めていて、物事を中立に真実を人に伝えるということが非常に難しく(もしろそんなことできないのかもしれない)いま、わたしたちが見聞きしているニュースも鵜呑みにするべきではなく、自分で動いて、自分の目で見て、自分の頭で考えて自分なりのスタンスをもっていないとロクなことはないと思う風潮になっている気がする。


むしろ、各報道機関がスタンスを明確にとってもらってそのスタンスで発言してもらった方が多方面的な意見が取り入れられていいのかもしれない。


以前は売りであった速報性に関しても今やニュースのスピードでは2ちゃんが一番早いのでは?という状況になっているし、存在意義は書き手の背景知識と深い考察となっているはずだが、これも専門家と言われる実務家や研究者が直接の発信が出来るようになるとプラットフォームを提供するだけになってくる気もする。


あるいは地元の情報、だれもおっかけてないマニアックな情報を追いかけるのがミッションになっていくのか?


あるいはニュースの発信自体が発信者に依存するため、発信者が意図して背後にある理由や真実を隠蔽して伝えようとした場合には報道自体が捻じ曲げられてしまうことになり、結果として報道機関は中立に伝えているつもりでも最初の段階でねじ曲がっていることを伝えることになってしまうことが多いだけなのかもしれない。


真実はそもそもニュースの発信者、マーケット、未来にしかないのかもしれない。


日銀が金融緩和で国債を買っていることになっているが、本気で消化に不安が生じたという可能性はないのか?とか。


ロシアがクリミア進行している真意とはなんなのか?とか。


バフェットからの手紙に書いてあるアメリカの最良の日々とはなんなのか?とか。


Qさんのアジアは大変なことになるとはなんなのか?とか。


結局、全部あとになってみないとわからないのかも。


パンピーだからね。