世界経済には何人かのオオカミ少年がいる。

オオカミが来るぞー!と言っているもののもう10年以上来ていない事象だ。

<其の壱>
ユーロの崩壊。

通貨は統合するが、財政は統合しない中途半端なユーロなんてものがうまく行くはずがないという話であった。

が。

もう、12年も存在している。もはや、12年もあるものがどう瓦解するのだろうか?
不完全、かつ、不安定なものも意外と長持ちするものなのかもしれない。

<其の弐>
日本国債の暴落。

もう、亡くなってしまった橋本龍太郎首相の消費税導入時より危ないと言われはじめ1997年から20年近くも危険視されている。

が。

総額1000兆円を超えるに至っても大丈夫なこの問題はどう終結するのだろうか?
もはや国債なんていくら発行しても大丈夫なんではなかろうか?

<其の参>
中国不動産バブルの崩壊。

鬼城と呼ばれるほとんど実需のない巨大なマンション群、都市をつくり続けている中国のこの状況は長続きしないとこれまた10年ぐらい言われている。

が。

失速気味とはいえ、まだ、崩壊には至っていない。

イソップの寓話によると最後はオオカミが来て食べられてしまう。
誰も、これらのオオカミに見向きもしなくなった時があぶないかも。
世の中の潮流的には・・・
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アメリカの景気回復を背景とした世界経済の復調がメインストリームなのだろう。

すると

上記を背景とした金利の上昇が起こるはずで。

すると

日米金利差を背景とした円高が起こるはずだ。

すると

日本の株価は下落方向のはずだ。
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ところが。

金利の上昇は起こっておらず。

むしろ

日米金利差が開かず。

円も動かない。

というのが現状だ。
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つまり。

アメリカの景気回復がまやかしなのか、あるいは金利低下がまやかしなのかどっちかだ。

個人的には。

金利低下が正解で、景気回復はまやかしなんじゃなかろうかと思う。
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QE1が不発で2。

2が不発で3。であったように。

意外と、4ということになってしまうのかも。

もはや人気アメリカドラマのシーズンとか。

人気ゲームのようだ。
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結果は10月の緩和措置の終了ででるはず。
10~12月期の結果がで始める年明けの決算が勝負になりそうだ。

半年も先だと、もう遠すぎて考えられないけど。
きっと、日本の消費税10%も決まっているのだろう。
弾薬庫から発火の可能性・時期

日本 2020年前後団塊の世代が医療費を本格請求する時期まではもたない
    日銀の緩和縮小が発火点となる

歳を取ると誰でも体力が落ち、病気になりやすくなる。
また、臓器類やら骨、腱なども使い古されてきて故障が多くなる。

日本の医療制度は半端なく素晴らしい。
と、声を大にして言える。

どんなにお金がかかる治療であっても国が認めたものであれば個人としての負担上限が決められており、申請すればこれ以上にかかった金額は全額返還される。

これは実際に大病をしたり、あるいは長期入院を怪我などで強いられてしまったりといった経験がある人であれば実感できるところだろう。

風邪ぐらいでPLとクラビットが欲しいだけなのにわざわざ医者に行って処方箋を書いてもらわないともらえないことだとか、混合診療という保険で認められている治療と認められていない治療を混載できないことだとか、どう考えても合理的でないこともあるが、総論的には素晴らしい制度によって医療は支えられている。

そして、これは世界的に珍しいらしいが歯科もこの保障パッケージに含まれている。

一方で、統計的に明らかなことがある。
医療費は65歳から半端なくかかるのだということだ。
http://www.nikkei.com/article/DGXNASFK14039_U3A111C1000000/

ここに興味深い記述がある。
「年齢別では、65歳以上の医療費が21兆4497億円で全体の55.6%を占めた。75歳以上に限ると13兆1226億円で34.0%だった。」

65歳以上の人だけで全体の55.6%もの医療費を使っているのだ。
http://www8.cao.go.jp/kourei/whitepaper/w-2013/gaiyou/s1_1.html

24%の人で55.5%の医療費を使っており、11.9%の人たちで34%の医療費を使っているのだ。
多少減るにしても、日々高齢化していく日本においては毎年1兆円程多く(+α)のお金がかかっているのだ。
http://www.sangiin.go.jp/japanese/annai/chousa/keizai_prism/backnumber/h24pdf/201210502.pdf

つまり、だまっていても、1兆円づつ歳出の削減に取り組まないとその分は財政が悪化していくしかないのだが、どうもしようがない。

2020年には当り前だが少なくとも6兆円は社会保障費が増える。
はずだ。
2024年には全団塊の世代と呼ばれる人たちが75歳に到達するはずだ。
その時にかかる社会保障費は全く未知数だが今よりも数段上だろう。

この重量に国庫が悲鳴を上げる日は遠くないと考えている。

あと。

日銀の金融緩和で国債を買いいれているが、これを止めることはおそらくできないのではないかと考えている。

銀行は既に国債の削減をしている。
GPIFも株にシフトしようとしている。

この社会保障費の負担増と国債消化の今後を見た時に。
日本の将来は暗い。

し、10年以内にはハルマゲドンを経験せざるを得ないだろう。
と思っている。