仮に進化とは
「環境に適応し、その環境内で最も有利となるように自身を変革すること」
であるとすると。

ちなみに、大辞林の定義の抜粋では・・・
「種類の多様化と,環境への適応による形態・機能・行動などの変化がみられる。」とある。

しかし、この進化の負の側面として、現在の環境へあまりにもの適応をすることにより、現在環境の急激な変化への適応能力を逆に失うということとなりかねない。

実際の環境の激変によって栄華を誇った恐竜が絶滅し、哺乳類という当時は恐竜程には環境に適合できていなかった落伍者が現在は栄華を誇っている皮肉もここにあると思う。

どう考えても様々な体の機能が肉食獣であるというパンダが笹を食べて生きていけるようになったのは肉食獣としての環境適応が不十分(肉だけでエネルギーが賄えるだけの狩りの腕がなく、結果として植物も食べる雑食性の部分があった)であったゆえに捕食者から逃れて山深い笹しか生えていないような環境にたどり着いた時に笹を養分として取り入れ消化し生きながら得ることが出来た理由であるとのこと。

完全に肉しか消化できなければおそらくはパンダは絶滅していたのだろう。

こういうことを現在の経済事象に置き換えると・・・

20年間の長きにわたり、金利の低い状態に完全に適合し、この環境下で様々な投資を行い、この環境が永遠に続くことを前提にビジネススキームを築いている人は恐竜となりかねない。

つまり。

現在、未来を見据えてなのか、近未来を見誤って、適度に損を出している部分がなければ環境の激変に耐えられないポートフォリオとなってしまう。

と言うことなのかもしれない。

現在、300万人の不動産大家さんがいて、多くの人がレバレッジをかけて不動産業に手を出し、少なくない利益を出しているらしい。

しかし、この事業(の多く)は長期金利が低い状態が今後も長く続くことでこそ成り立つケースが多いように思う。

自戒を込めて、世の中の逆回転に備えて、これまではなんの利益も生まなかったものをあえて保有しておく。

そりゃねーだろ。
な環境で利益が出るようにしておく。

このことにより、進化の負の側面を乗り越えられるのかもしれない。

例えば、70円を下回るような円高とか。

5%を超えるような金利の上昇とか。

7,000円を切るような日本株の下落とか。

200円を上回るような円安とか。

今では、ぷ~

なことも、起こりえないとは言えないのだから。。
今の相場は金融緩和によるバブルに違いないと確信している。

が。

確信したまま、アメリカは史上最高値を付けてそして、ちょっと下がったところにいる。

恐怖指数逆連動の商品もひたすらに減価を繰り返しており、順調に資産は減っている。

どう考えても、以前、リーマンショック前にあった経済の熱気のようなものが今はないが、なぜか株価だけはその熱気があった時のままか、あるいはそれ以上になっている。

だから。
これはどう考えてもおかしい。
と思う。
と、これだけなのだが。

当時、日本国内でも新興のデベロッパーが次々に開発をして。

金融機関はわが世の春を謳歌しており、当時、投資銀行の人たちやらお金持ちが集まるチャリティオークションのような場所に顔を出したが異常だった。
(のに、あの時に全てを一度手じまわなかった自分が悔やまれる)

そういう熱気はない。

人手不足と言われて、すき家の現場が回らなくなってしまったり、人が採用しづらいという声はそこここで聞くものの、なんか元気がない。

緩和と言う名のお金の氾濫によってただ単に、熱気もないままにいろいろな資産価格だけが上がり、より高い賃金を期待する人材により、雇用と求人のミスマッチが起こり、ミスマッチによる人材難が発生している。

という「今」がある。

のではないだろうか??

この緩和状態を10月にアメリカが追加的に緩和していた分を終了する。

イギリスもそろそろ卒業のようだ。

欧州や日本ではまだまだ続きそうではあるが。

あと、5年は続けられまい。

5年以内には目減りしている分を補って余りある成果が出ると確信しているのだが。。
米国内でのシェールガス・オイルの採掘により、油への情熱が薄れたからか。

アメリカが世界の警察官機能を猛烈に縮小している。

シェールガス・オイルが言うほどインパクトがあるのかには議論があるらしいが。。。

事実は中東に対する関与が明らかにそして、大幅に低下したということだ。

シリアへも。

エジプトへも。

イスラエルへも。

中東ではないけれどもウクライナへも。

前であればもっともっと前がかりに行っていたことは間違いないだろう。

理由は上記の油の確保の必要性が落ちたとか。

中東よりも危急の課題がアジアにおける中国の抑え込みと中国の後ろ盾を失ったとされる北朝鮮情勢にあるとか。

まぁ、色々な憶測やら話はあるようなのだが。
世界はこれから、誰にも助けてもらえない自助の時代を迎えるのだろうか?

あるいは政権が変わればまた変わるのだろうか?
先進国はどこも財政状況が厳しくなってきている。

経済危機の前に本格的な戦争などがおきたりするのだろうか?
イスラエルとパレスチナはもはや戦争だけど・・・。
親ロシア勢力とウクライナも戦争だけど。

逆に介入がないからもはや世界大戦はないのかもしれない。
けど。。