【石巻】第51回出張授業 | NPO法人TEDIC 公式ブログ「活動報告」

NPO法人TEDIC 公式ブログ「活動報告」

NPO法人TEDIC(テディック)東日本大震災での被災や、貧困・虐待・ネグレクト・友人関係のつまずきなど様々な事情の中で生きている子ども・若者を、「学習支援」や「フリースクール」、「子ども食堂」などを通じて地域の力で支えるNPOです。

皆さんこんにちは、そして初めまして。
第6フェーズからチューターとして参加させていただいている、坂内あゆみです。
これからよろしくお願いします^^

今回の派遣は門馬(もんちゃん)、井上(ひっちゃん)、鈴木(とんちゃん)、私(あゆみ)、そしてドライバーとして菅原(けんちゃん)で出張授業に行きました。

今回は石巻中央公民館での出張授業はなかったので、午前中はチーム石巻のメンバーも在学している、石巻専修大学の学園祭にお邪魔しました。

NPO TEDIC

屋台で女川高校の生徒が開発した“たまげ大福だっちゃ”を食べたり、気仙沼ホルモンを食しお腹を満たしたところで、いよいよ出張授業に向かいました。

まず、今回初めての出張授業となる、石巻市鹿又農業研修センターへ。中学生2人が来てくれました。数学、理科、社会、それぞれ苦手な分野を勉強していました。

NPO TEDIC

NPO TEDIC

休憩時間と学習のメリハリもしっかりできていました。また、授業途中に石巻市役所河南総合支所の役員さんもいらしてくれました。

南境地区では、4人の中学生が来てくれました。1人は理科、他の3人は数学を勉強していました。テストが終わって気も緩む時期かと思いきや、最初から最後まで集中力が途切れることもなく熱心に問題に取り組んでいました。そのため、あっという間に時が経っていました。


NPO TEDIC

そして最後は一番谷地南団地での出張授業には、中学生6人が来てくれました。英語と理科に分かれて勉強をしました。わからない分野を一生懸命に学習していました。学習中、出された問題に対して積極的に発言をしている子が多く見られました。


今回、初派遣ということで授業が始まる前は緊張して落ち着きませんでした。どうやって子どもたちと接していこう、分かりやすく教えるためにはどうしたらいいのだろう、と不安だらけでしたが、いざ始まると、みんなとても素直で明るい子たちばかりで、心配無用でした。また、みんな一生懸命に問題と向き合っていて、自分が教えていながら、学習態度や意欲など、子どもたちに教わることが多かったです。問題が解けて“わかった”という一言が、こんなにも嬉しいものだとは思いませんでした。

TEDICの一員として、こうした環境に身を置かせて頂けることを嬉しく思うのと同時に、今回思うように授業ができなかったのもあるので、自身もしっかりと学習し、出張授業をより有意義な時間にできるような工夫をしていきたいと思います。

最後に、ドライバーを務めていただいた菅原さん、本当にありがとうございました。

次回は10月13日です。