第4フェイズを振り返って[及川・土田・鈴木] | NPO法人TEDIC 公式ブログ「活動報告」

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NPO法人TEDIC(テディック)東日本大震災での被災や、貧困・虐待・ネグレクト・友人関係のつまずきなど様々な事情の中で生きている子ども・若者を、「学習支援」や「フリースクール」、「子ども食堂」などを通じて地域の力で支えるNPOです。

こんにちは!チーム石巻です。

及川・土田・鈴木は第4フェイズから参加させていただきました。

★参加した理由
[及川]
 去年にさかのぼりますが、被災地の石巻に一人暮らしをすると決まった時なにかボランティアをしたいと思っていたので、試しに友達と一日だけボランティアをしました。その日最後に行った、被災した子供が集まる[ホットスペース]で門馬さんに出会いました。そこで早稲田の方々が被災で遅れた勉強を教えるボランティアをやってると知り、教員を目指す私にぴったりな活動なのでは?と思っていました。そして今年、授業にたまたま来た門馬さんと感動の再会を果たし、そこで誘われたのをきっかけに、参加しようと決意しました。

[土田]
石巻に来て2年目に入り、ずっと被災地のために何かできることはないか考えていました。そんな時に、門馬さんからTEDICの活動を聞き、興味を持ちぜひ参加してみたいなと思いました。また、参加することで、いろいろな子どもたちと触れ合ったり、同じ教員を目指している人たちと一緒に活動をすることで、たくさんのことを学ぶことができるのではないかと考えました。

[鈴木]
教職過程をとっているが、児童や生徒との触れ合いがなく実際に教えたことがないので、学習支援のボランティアを通じて生徒と触れ合ってみたいと思ったからです。

★感じたこと、得たこと、考えたこと
[及川]
自分で理解してるつもりでも、いざ相手に教えるとなるとどう伝えればいいのかと、とても戸惑いました。説明できない=理解してないというのを今回学び、もっと理解を深めなきゃと思いました。生徒とのコミュニケーションのとりかたでも学ぶことがありました。ただ仲良くするだけでは生徒が甘えてしまい、勉強に集中してくれませんでした。けじめを持って勉強に臨まなければ、生徒のためにも、自分のためにもならないと強く思いました。チューターの皆さんとの関わりもとてもいい刺激になりました。

[土田]
人に教えることの難しさを実感しました。わかってもらうためには、どう説明すればいいか、生徒が苦手と思うところをどうすれば克服できるのか、など考えました。また、勉強以外では学校のこと、進路のことについてなど生徒から聞いて、どうアドバイスをしたらいいか、生徒との接し方など考えさせられました。これらのことを話し合い、周りの意見を聞くことで、勉強の説明の仕方、生徒との接し方を考え直すことができました。子どもたちから学んだことはたくさんありました。今まで、子どもたちと触れ合う機会があまりなかったので、いろいろなタイプの子どもたちに出会えたことは私にとってとてもいい経験になりました。

[鈴木]
実際に生徒と触れ合ってみるとどう教えるかなどとても難しいと思いました。考えていたことと実際に生徒と触れ合うことでは大きな違いがありとても苦労した時もありました。生徒一人一人違うので、対応するのにも難しく、どうしたら飽きずに集中して続けてくれるのかととても考えさせられました。考えているだけではなく実際に体験して活動することはとても大切だと思いました。ミーティングで、学校や生徒に関する話し合いをし、あまり深く考えたことがなかったものまで考え学び自分にとっていい話し合いになったと思いました。

★どう生かしていきたいか
[及川]
活動してると、自分が教師になった時のことを考えてしまいます。生徒とかかわって初めて勉強を教える難しさ、相手がわからないことを自分の言葉をつかって伝える難しさ。教職を履修しているだけではわからない、実際に体験して気づいたこと、感じたこと、思ったことが多々あるのでそれを忘れずこれからに生かしていきたいです。

[土田]
今回TEDICの活動に参加して、たんさんのことを感じ、考えさせられました。今までなんとなく教職を履修しており、生徒のため、学校についてなどあまり深く考えたことがありませんでした。子どもとの接し方、良い学校にするためには?など、ここで話し合ったことは貴重な経験になり、教師になった時に生かしたいです。子どもたちから学んだこと、一緒に活動しているチューターから学んだことは多くあり、充実した活動ができたと思います。実際に教師になった時、この経験を生かし一人一人の生徒と向き合っていきたいです。今回の活動で学んだことを生かし、これからの活動も頑張っていきたいです。

[鈴木]
今回この第四フェイズの中でも短い間でしたが、実際に生徒と触れ合い教えることの難しや集中させるにはどうしたらいいのか学びました。また、生徒だけではなくチューター同士での話の中で参考になる事やアドバイスももらえとてもいい経験になれたと思います。この経験から、自分が実際に教師になるときにこのようなボランティアや人との関わりで学んだことを生かしていけたらいいと思いました。引き続き頑張っていきたいとい思いました。




第4・5フェイズもこの経験を生かして頑張っていきたいです!
以上チーム石巻の及川・土田・鈴木でした。


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