第3フェイズを振り返って【雨宮】 | NPO法人TEDIC 公式ブログ「活動報告」

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NPO法人TEDIC(テディック)東日本大震災での被災や、貧困・虐待・ネグレクト・友人関係のつまずきなど様々な事情の中で生きている子ども・若者を、「学習支援」や「フリースクール」、「子ども食堂」などを通じて地域の力で支えるNPOです。

こんにちは、TEDICの雨宮です。
今回は、第3フェイズの振り返りを書きたいと思います。


第2フェイズに引き続き、参加させていただいていた訳ですが、やはりここでも、自分の未熟さを痛感せざるを得なかった3ヶ月間でした。

生徒数がだんだんと増えていく中で、考えることもとても多くなりました。
受験を控える生徒も居て、生徒との関わり方、距離感など、やはり探り探りでした。
しかしながら、「私、まだまだだな」と感じる一方で、『でも、頑張らなきゃ』となお一層感じさせてくれた期間でもあります。


さて。
私自身、第2フェイズにも参加させていただいて、それに続く第3フェイズ。
私の中で大きく変化したと感じたのは、毎週行われる“定期ミーティングの充実度”です。


第3フェイズでのミーティングは、より、生徒に近づき、より、自分たちが持っている知識や考え方を、メンバーそれぞれがお互いにたくさん共有し合えたのかな、と思います。



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そして、現地の活動について。
私はこの3ヶ月間で、3回石巻に行かせていただきました。

震災当日から、これまで、本当に沢山のことを考え、悩んで、頭の中がごちゃごちゃになってしまっていた時期もありました。
そのごちゃごちゃを、改めてしっかりまとめることができたのも、この第3フェイズの活動のお陰だったと思います。

自分の悩みを共有し合える仲間が居て、TEDICの勉強会を楽しみにしてくれる生徒が居て、信頼してくださる親御さんが居て、サポートしてくださるたくさんの方々が居て。

TEDICとして、私たちは私たちなりに走り続けているわけですが、見えないところで本当に沢山の方々に支えられていたんだなと、第2フェイズよりもひしひしと感じて、改めて、感謝の気持ちでいっぱいです。


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思うことは沢山。
やらなくてはいけないこと、考えなくてはいけないことも沢山です。

これから先、教師になっても、悩んだり考えたりすることを止めてはいけない。
ずっと悩み続けなければならない、ということを、第3フェイズで学びました。


すごく個性豊かで元気なメンバーと、勉強熱心で素敵な生徒たちと一緒に、同じ時間を共有できたこと、すごく良い経験ができたなと思います。


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これからも、色々な繋がりを大切にしながら、被災地と関わっていけたらな良いなと思います。

微力ですが、自分なりに、全力で精進していきたいです!!