ガンサバイバーのための合宿 | ドイツ語圏生活25年

ドイツ語圏生活25年

あっという間に1/4世紀。
楽しいことも、つらいこともいろいろあったなぁ。
忘れる前に記録しておきます。
書こうと思ったきっかけは乳がん闘病。
辛さもうれしさも分かち合えたら、
私の経験が何かの参考になればうれしい。

 

治療のゴールが見えてきた今、

ゴールの後はどうしたらいいのか

不安になる。

 

再発の心配、手や肩の痛みを

抱えてどう生活すればいいのか

いろいろなことを気にしすぎ

ではないかとナーバスになる。

 

「今まで治療のためにいくつもの

アポをこなし、健康になることだけを

目標にしてきたため、

多くの患者さんがゴール直前

陥る穴なんですよ。

 

だから気にしなくていいのです。

治療が終わったら半年くらい

そのような気分になることは

ありますから

焦らないでくださいね」

とヘルプセンターで言われた。

 

そして、

3週間の癌サバイバーのための

リハビリテーションへ行った。

 

 

 

 

運動や食事についての講演、

筋トレ、持続運動トレーニング、

抗ガン治療でいろいろと出てくる

副作用に対処したストレッチ教室、

水中ギムナスティック、

マッサージ、作業療法

心療カウンセリングなど、

盛りだくさんの3週間である。

 

私が参加した施設には、80人ほどの

参加者がいた。

 

全員癌の宣告を受け、

それを乗り越えて、サバイバーになり、

今こうして生きてるんだと思うと

心強く感じた。

 

レハの目的には、癌サバイバーみんな

一緒に暮らしそのような気持ちになる

というのもあると聞いた。

 

 

一人につき広々としたツインの部屋が

与えられる。

もう一つのベッドは家族や友達が

泊まりに来た時に使う。

 

朝9時頃から15時ごろまで

30分~1時間程度の講座が

3~5つほど。

土曜日の午後と日曜日はお休み。

 

館内で働いている人は皆笑顔で

明るく、感じがよい。

 

ウィーンの日常生活とは

別世界である。

 

主任のドクターに、

なぜみんなそんなに感じよく、

接してくれるのか聞いてみた。

 

答えは、

「健康になろうと努力している

患者さんを手助けすることは

私たちの喜びだからですよ」

であった。