頑張った自分へのプレゼント | ドイツ語圏生活25年

ドイツ語圏生活25年

あっという間に1/4世紀。
楽しいことも、つらいこともいろいろあったなぁ。
忘れる前に記録しておきます。
書こうと思ったきっかけは乳がん闘病。
辛さもうれしさも分かち合えたら、
私の経験が何かの参考になればうれしい。

ヒヤシンス

 

8回の抗ガン治療を終えた自分に

以前から欲しかった鍋をプレゼントした。

ご褒美鍋と名付けて、大切に使っている。

 

7回目が終わった時も、あと1回だからと

おいしいものを大量に取り寄せた。

味覚障害があったので

すぐに食べなかったのだが

眺めているだけで幸せな気分になった。

 

ガンがわかった時にはとても洋服なんて

買う気は起らなかった。

着ていくところもないし、

姿恰好などどうでもいいと思った。

 

抗ガン治療中に買った洋服は、

フード付きのパーカー1枚。

 

しかもそれは腕をひじの部分まで切り、

抗ガン治療を受けるとき専用の

パーカーにした。

 

抗ガン治療中に手足を冷やすので

身体もとても冷える。

 

 

 

そして片腕はカテーテルのために

いつも腕をまくらなくてはいけない。

 

それで長袖の肘までに切り込みを入れ、

袖口にボタンを付けた。

 

フードをかぶると頭も寒くなく、

これは結局分子標的治療が終わるまで

活躍した。

 

最後の抗ガン治療が終わったのが

セール時期ということもあって、

これを着てこれからどんどん外に出るぞ、

と洋服もたくさん買ったが、

結局今日まで袖を通していないもの

いくつかある。

これは無駄遣いだった。

 

 

バスの中のベビーカー