9.6歳:通級の申込をやめました | あらふぉーっと宝物

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34歳から不妊治療、タイミング療法、5年目に自然妊娠し3ヶ月目直前に稽留流産。42歳で人工授精2回、体外受精2回目で再妊娠&出産しました。現在は強迫性障害を併発しているASDの子供のことを中心に日々感じたこと、経験したことを記録してます。

小3の息子。

 

現在はほとんどのクラスを一般級で受けています。

 

まだ一般級で一度も経験していないのは、

 

給食

掃除

 

 

です。

 

 

もうほぼ行けるんでは?

 

と思う方もいらっしゃるかと思いますが、

 

実は、これが一番ハードルが高い。

 


理由は、また次回に投稿したいと思います。

 

 

この間、学校の支援級の先生との面談がありました。

 

 

次年度(来年)の4年生から支援級から一般級へ移籍し、通級へ通うという目処をつけ、

 

4月から半年間、ほとんどのクラスを一般級で受け、

 

4年生からの移籍が可能かどうかを見極める期間として授業のカリキュラムを組んでいただきながら、今に至ります。

 

 

来年の通級を受けるには、今年の10月までに申請をしなければならないので、

 

今月がその見極めの時期として最適だったので、

 

先日先生から学校での息子の様子を伺ってきました。

 

 

先生は、迷惑行動がそんなにあるわけではないので、

 

授業自体は受けることは可能だが、

 

やはり自分のこだわりの強い部分や強迫の部分が出ている時は、

 

主張が強いあまり、

 

クラスの子とのグループワークで周りが引くような行動をしてしまっていたり、

 

支度や後片付けなど、声掛けする人がいないと

 

どうしてもぼーっとしてしまって

 

次の行動に進めていない、ということは時折見られます、

 

 

というお話しでした。

 

 

また、一番心配していた給食や掃除の時間は、

 

まだ一般級で経験したことがないのでなんとも、という話でした。

 

 

息子の特性上、

 

 

給食と掃除、休み時間の過ごし方とその後の準備など、

 

一番そこを経験させて見極めたかったんですが、結局そこはまだわからずじまい。

 

 

数日後、学校のカウンセラーの先生にも様子を見ていただきましたが、

 

 

同じような回答でした。

 

 

色々考えた結果、

 

 

まず通級を申請することはやめました。

 

理由は、

 

もしかすると、来年も一般級ではなく支援級の在籍の可能性も高いなあ、と思ったからです。

 

 

通級は一般級に在籍している生徒であることが条件なのです。

 

 

また、通級は月に2度や週に1度という頻度で、

 

他の学校に連れていかなければなりませんです。

 

その度合いが、

 

逆に通常のクラスでの内容をわかりずらくし、

 

本人が抜けた授業時間の流れを把握できないことへのストレスを募らせていくのではないかという懸念があります。

 

 

ちなみに通級で何をするかというと、

 

色々な人に聞いた話では、

 

 

少人数でいろんなグループワークをしたり、

 

ゲームをしたりしながら、

 

団体行動での自分の振る舞いや、

 

ソーシャルスキルを主に身につけるトレーニングをするようです。

 

 

内容を聞いている感じだと放課後ディサービスも似たようなことをするので、

 

放ディの利用でも代替手段になるかもしれないな、と思い始めました。

 

 

いろんな可能性を考えると、

 

 

先生にいろんな書類の手続きをおこなっていただいて申請したとしても、

 

行かない可能性が高いと思ったので、

 

この時点で今回は通級を申請しないことにしました。

 

 

一つ心配なのは、

 

 

来年もほとんどのクラスを一般級で受けることが可能なのか、ということです。

 

文科省が昨年発表した新ルールでは、

 

基本的には、5割以上の一般級を受ける支援級の生徒は翌年度に一般級へ移籍することが前提なのです。

 

しかし、

 

今年の6月あたりからまた強迫症状が悪化し、

 

壊れたロボットのようになっている息子を見る限り、

 

いきなり誰のサポートも受けずにスムーズな学校生活を送るのはかなり難しい。

 

息子は二次障害の強迫生障害の方が症状が重いのです。

 

かといって、

 

叫んだり暴れたりする子たちを先生方全員が羽交締めになって抑えているのが日常という支援級に戻って、

 

半分以上の時間を、聴覚過敏の息子がまるで授業にならない環境に座らせて一日を終わらせることは、

 

親としては耐え難いものがあります。

 

 

 

本来なら、支援の制限を1か0かで分けられるようなものではないと思います。

 

 

支援の内容は個々によって対応すべきである、というスタンスの割に、

 

支援級の子は5割以上一般級で受けちゃあダメですよ、

 

という謎のルールはかなり矛盾しているように感じます。

 

 

支援級にいる子はみんな知的欲求がない、というわけじゃないんですよ。

 

 

 

 

ただ、学びを求めている子の制限をするとか、

 

はっきり言って愚策です。

 

 

なんのための支援級?

 

 

とよく記事に書いていますが、

 

 

ここでもそのことを言いたくなります。

 

 

学校側からはまだこのことに関する返答は出ていません。

 

が、意向は聞いていただいています。

 

さて、来年はどうなることやら。