3.11歳:明後日はいよいよ卒園式なのに・・・ | あらふぉーっと宝物

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34歳から不妊治療、タイミング療法、5年目に自然妊娠し3ヶ月目直前に稽留流産。42歳で人工授精2回、体外受精2回目で再妊娠&出産しました。現在は強迫性障害を併発しているASDの子供のことを中心に日々感じたこと、経験したことを記録してます。

3月17日(水)はいよいよ卒園式です。

 

 

幼稚園生活も大詰めに入ってまいりました。

 

 

 

今日は3月15日。

 

明日で通常の幼稚園も終わり。

 

 

今日、息子は不登園でした。 😱

 

思いっきり拒否しました。

 

 

いくのを。

 

 

 

 

 

なんでやねん!!!!!!!

 

 

 

 

 

あと、あと二日やん。。。。

 

 

 

なんで、なんでよ。。。。

 

 

 

理由は。。。。

 

 

 

 

 

 

 

「わからない」

 

 

 

 

 

 

 

 

ど、堂々というなああああ!!!!!!!!

 

 

 

 

 

今日は、ちょっとキレてしまいました。

 

 

 

そして、普段温厚な主人も、キレました。 

 

 

 

今朝、主人がなんとかごまかして幼稚園の玄関まで行きました。

 

 

以下、主人が聞いたことを書き記します。

 

 

 

玄関で、事務室にいくなり、先生が

 

「おはよう!きたんだね〜!」とにっこりしてくれました。

 

その時に、主人は影からじっと息子の様子を隠れて見ています。

 

 

息子は

 

「そうじゃな〜〜〜〜いい!!!!もう、帰りますうう!!!」と大号泣。

 

 

 

受付の先生が担任の先生をすぐに呼んでくれました。

 

 

担任の先生が駆けつけてくれ、

 

「今日はサプライズがあるよ!お楽しみに〜!」というとちょっとなびいたそうです。

 

 

そのあと、園長先生が登場。

 

 

「◯◯くん〜!おはよう〜!」

 

 

息子は

 

「ちが〜〜〜う!!!!!!そうじゃないのおおお!」と園長先生に叫び出し、大号泣。

 

 

 

次に、バスで登園してきた子達が登場。

 

「◯◯くん、どうしたの?」と、気遣ってくれる優しい園児たち。

 

 

 

息子は、大号泣したままパニックになり手をブンブン振り上げる。

 

 

園児にぶつかる。

 

 

同じクラスの女の子が

 

 

「今はそっとしておこ。。。」とみんなに行って教室へ向かう。

 

 

 

主人、心の中で悲しくなり、心の中でキレる。

 

 

主人、「今日は連れて帰ります。本当に申し訳ありません」

 

 

無理やり連れ帰る。

 

 

私、家の前で泣き叫ぶ声をきく。

 

 

 

息子でした。

 

 

 

主人、マジギレしていました。

 

 

「みんなに迷惑かけやがって!今日は許さんぞお!!!!」

 

 

 

私も怒ってしまいました。

 

 

 

悲しいやらなんやら。。。。

 

 

 

本人も、行きたいのに行けない、と泣きじゃくります。

 

 

 

かわいそうだけど、いろんな人に迷惑をかけたことは怒らなければ行けない。

 

 

かなり怒ってしまいました。

 

 

本人の自己肯定感もへったくれもないほどに。

 

 

なぜ、行きたくないのか。

 

本人は、行きたいのに、行きたくないという気持ちが出てきちゃう、助けて〜〜!!!と泣くんです。

 

凡人の私には、さっぱりわかりません。

 

わかってあげられない。

 

 

昔、私は保育園で男の子に蹴られたり叩かれたりした思い出があり、それをきっかけに行きたくありませんでした。

 

 

そういう理由ならもちろん気持ちはわかってあげられるつもりです。

 

 

でも、

 

 

誰も彼をいじめたりしていない。

 

先生も本当に優しい。

 

 

クラスのお友達も、適度に距離を保って見守ってくれたり、声をかけたりしてくれている。

 

 

一部の子だけ、ちょっかいかけて来る子はいるみたいですが、いじめとは程遠いものです。

 

 

素晴らしい環境なんです。 客観的に見てですが。

 

 

なんでなんだ???

 

 

過去に嫌なことがあったとしても、今は嫌なことがない。

 

なのに、行きたいのに、行きたくないって気持ちになるんだ→助けて〜!

 

 

ってどういうことなの????

 

 

 

 

 

 

お昼ご飯を食べたあと、幼稚園にいき、私と息子で先生に謝りに。

 

 

 

 

先生は、「◯◯くんの気持ちわかってるからね〜!先生も今日は教室まで連れて行ってあげられなくてごめんね〜!」

 

 

神様です。

 

 

いつものことよ、どうして今日はあんなにお父様怒ってらっしゃったのかしら?という感じで、先生はまるで動じていらっしゃらない。

 

 

 

園長先生も、「私が何かしたかと思って本当に申し訳ないことをしたわ。ごめんね〜!」と。

 

 

優しい言葉をかけていただく度に、申し訳ない気持ちが大きくなる。

 

 

 

どうしたら、こんなに優しい、あったかい笑顔をずっと向けてもらえるのか。

 

 

 

そして、どうしてそんな素晴らしい幼稚園に行きたがらないのか。

 

 

 

こんな気持ちのまま、卒園式が来るのかと思うと悲しくなりました。

 

 

 

自分の幼稚園生活のことって、実はあまり覚えていません。

 

 

卒園式も、なんとな〜くあったなあ、くらいにしか記憶がありません。

 

 

きっと息子にとっても、幼稚園生活はそんなうっす〜〜い記憶にしか残らないものなのかもしれません。

 

 

そう思うと、今思っている親の気持ちはあまり意味のないことなのかもしれない。

 

 

しかし。。。。。

 

 

 

行ってくれ。。。。。

 

 

最後なんだよ。

 

 

 

こんないい幼稚園ないぞ。

 

 

 

息子よ。

 

 

 

頼むから、最後くらい、楽しく終わろうよ。。。。