母の命日です。
2019年７月２日の夜亡くなりました。
二人の息子と、私とで看取りました。
朝、呼吸が止まったと連絡があり、会社から病院に直行しました。
病院は遠いところにあったので
気が気じゃなかった。
とうとう、この日が来た…と思いました。
約１年前から鼻から管を通して栄養を取る『経管栄養』になっていました。
自分で何も食べられなくなって、
いつもうとうとしているような感じでしたが
経管栄養にしてからは意識もはっきりして
よくしゃべるようになりました。
顔色もよくなりました。
でも、亡くなる数ヶ月前からまただんだんと弱ってきて
ほとんど眠っているような状態でした。
母は食べ物も、人物も好き嫌いがはっきりしていて
でも、天然ボケなところもあり、
見た目は身長150センチで痩せ型で
50歳過ぎてもナンパされたりしていました
80歳過ぎて、舘ひろしさんのファンになり
「どーしよう！ってくらい好きなの」なんて言い出しびっくり
私の顔は、母に似ています。ナンパは全くされませんが
ずっと胃が悪くて、40年くらい前に手術をして
でもすごく少食で、とても痩せていました。
そこは全く似てません
でも、その後は持病もなく、
老衰でなくなりました。
心臓は優秀だったみたい。
そこは似ているかも。
母が亡くなったときは、
息子たちが優しくて、たのもしくて、ほんとにありがたかった。
だけど今は
かーくんが亡くなった悲しみがまだまだ大きくて
一人でいると
やっぱり泣いてしまいます。
今日は、母の命日なんだよ。
と、知らせたくなる。
なんとかして会えないかななんて思ってしまう。
かーくんが亡くなったと知った日に
道路を走ってる車を見て
あそこに飛び込んだら
木端微塵になって
あっという間にかーくんとこに行けるかな、と
一瞬思いました。
そんなことしたって、なんにもならない。
かーくんだって困るよね。
私は生きていくから。
すぐにそう思いました。
だから
今も会いたい。すごく会いたい。
なんとかして会えないかなと思いますが
自ら命を終えて会いに行く、という意味ではありません
いつまでも
かーくんが大好きだと言ってくれた私で生きていく。
結婚して
二人の息子の母親となり
父親を送って
離婚して
母親を送って
最愛の人を亡くして…
波乱万丈
というか、濃厚ですね、わたしの人生…
たぶん、母は60歳位だったと思う。
この時の私は
これからは幸せな専業主婦で一生暮らすんだわ～と思ってました
今日はこんなオヤツを食べてみたけど
なぜかな。
おいしくなかった。
いろいろ思い出したり、
考えたりするけど
結局、かーくんを思って泣いてしまう。
つらいな。やっぱり。
いない、どこにもいない、って
すごくつらいです。