皆さん、こんばんは!
今日は曇りながらも、蒸し暑い1日でした!
僕は、今日は美容室に行って、カットしてきちゃいました!やぁ~さっぱりしました!
頭がなんか、軽くなった感じで、いい気持ちです!
では、今日も小説の続き!アップしますね!回を重ねるごとに、皆さんから「楽しみ!」
なんてコメントを頂いて、何だか嬉しいです!でも、あまり期待しないで、軽い気持ちで
読んで下さいね!結末は思わぬ形で終わります!実話ですよ! ではどうぞ

初恋 VOL.8
千鶴からもらった手紙を読んで少し浮ついた気持ちになっている自分を「俺も満更ではないなー」なんて思いながらも浩美に対して告白も出来ない自分を情けなく思う。それにしても浩美の両親はそんなに厳しいのかな?自分は進学の事なんか両親と相談した事はほとんど無い!当たり前に大学に進学したし、とりあえず得意の学科に入学した。将来のことなどその時点ではまったく考えていなかった。それに比べて浩美はすでに進学した後のことも考慮して、将来の職業まで考えている。女の子は皆、そうなのか?自分の家庭では想像も出来ないしきたりみたいな物が存在しているのかも知れない。とにかく浩美の心の支えになる為に、早く自分の気持ちを伝えたい。どんな場面で告白しようか考えていこう!
その後は塾で千鶴は手紙を渡してじぶんのきもちを伝えて楽になったのか、妙に馴れ馴れしくなり、他の生徒の前でも平気で私にじゃれ付いてくる。私の気持ちを確認してもいないのに!「先生!ここが解りません!教えて下さい」と前よりも私を呼ぶ回数が増えている。「あー・・千鶴は完全に私を自分の者だと思っている」どうしよう?・・・大学の友達に相談しても「軽い気持ちで相手していればいいんじゃない?」なんて無責任な答えしかくれないし、浩美や他の女の子に聞くわけにもいかない。授業の回数が増すごとに千鶴は積極的になってくる。しかしさすがに2人で逢いたいというのはまだ言われていない。そうだ!私から2人で逢って話をして解って貰おう!千鶴に気持ちを傷付けないように説得する自信は無かったが、その気があるような態度を何時までもする訳にはいかない。昔、付き合った彼女から好きか嫌いか、付き合う、付き合わないははっきり言ってもらった方がその時は落ち込むけど気持ちの整理が付けやすく、立ち直りも早いなんて聞いたことがある。やはり「はっきりと言わないとダメだ!」と心に決めた。
塾の帰りに千鶴を呼んで「話がある!」と呼び止めた。千鶴は嬉しそうに眼を輝かせてついてきた。この日は千鶴の為に、まだ浩美も乗せた事が無い車で来ていて、車の中で千鶴と話した。「ぼくは千鶴の事が好きだよ!妹みたいでかわいいからね!」と切り出した。「私も先生が大好き!・・・でも妹?」「そう、妹だ」私は浩美に初めて打ちあけられた時のことを思い出してそれを逆に利用させてもらった。「妹じゃなくて彼氏になって!」と千鶴は言う。「先生は塾では皆の先生!千鶴と同じ様に皆好きなんだ!」「でも手紙をもらってとても嬉しかったよ」千鶴は「先生は他に好きな人がいるの?わたしそれでもいい!待ってる!」と大人顔負けのセリフ!「好きな人は沢山いる!でも付き合っている人はまだ居ない」「浩美さんと付き合っているんじゃないの?皆そううわさしてるよ!」と問い詰めてくる。「彼女とは良く話をするようになったが、彼女の悩み事の相談に乗っているんだ。先生も浩美さんのことも好きだ!彼女はまだどう思っているか解らないけど!」「絶対に浩美さんも先生の事が好きだと思う!なんとなく解るんだー」と女の完を働かす。「そうかもしれないけど、今は千鶴と同じ妹さ!」千鶴を何とか傷付けずになだめるのに必至だった。「今の千鶴の気持ちが5年後も変わらなかったら彼女になってくれるかなー」と逆に未来の彼女の候補に選んだ。女の子の気持ちはコロコロ変わるのも考慮して我ながらナイスアイデア!「今はダメなの?今、先生が好きなのにー、彼女にしてくれないの?」と哀願する。「今は彼女はつくらない、皆がガールフレンドさ!」と少し自分の気持ちを顧みながら千鶴を説得した。「私の気持ちは5年後も変わらないと思うけどそれまで思い続けてもいい?」と聞かれ、「ああ、いいよ」と答えた。少し涙ぐんだ瞳で訴えてくる千鶴を本当は抱きしめてあげたい位にかわいい仕草に先生という立場の理性を立てて我慢した。
とりあえず千鶴は何とか説得できた。しかし別に千鶴の事が嫌いなわけではない、ただまだ少女の心で未発達でそれをもてあそぶような事は出来なかったからだ。私の行動は間違っていたのか?その後も千鶴とは何事も無かったかのように付き合えたし、時が経つにつれて私の気持ちよりも千鶴の気持ちのほうが離れていった。ごく自然に!「これでよかったんだ・・・これで」と自分に言い聞かせた。千鶴の事で時間を費やしていた頃、気がつくと浩美が最近、塾に姿をみせない!どうしたんだろう・・・・・つづく
初恋 VOL.9
浩美が塾に姿を見せなくなって1週間!さすがに連絡も無く心配になった。千鶴との事で何か勘違いでもしているのか?あまり好きではない電話をかけてみた。すると3年生になって部活動が忙しく、毎日遅くまで学校に残って後輩の指導、演奏会の準備に追われて塾には行けなかったのだと言う。その会話の中で何か覇気が無く途切れの途切れの話を不自然に感じた私は、「まだ進学のこと決着付かないの?」と聞いてみた。「うん、まだ?」と元気の無い返事。「とにかく今は部活で3年生になって最後の年を悔いなく送る為に頑張る」とすぐに電話を切られてしまった。私はなんか前とは違う浩美の態度、話し方に違和感を感じた。本当に部活の事で忙しく塾に来れないのか?進学の事をあれだけ気にしていたのにまだご両親と話し合ってないのか?私は自分が浩美の為に力になれていないような気がして情けなくなった。何とか力になりたい。どうしたら?
次の週の終わりにようやく浩美が塾に姿を見せた。少し疲れた感じだったが帰りに誘って久しぶりに話した。「3年生になってから随分忙しそうだね?!大丈夫?」と聞くと「うん?大丈夫」とそっけない返事。付き合い始めた頃にキラキラした瞳の輝きが無い。相当に疲れているのか?悩んでいるのか?以前とは違う浩美の態度に千鶴の事で嫌われてしまったのかもと思った私は浩美に「千鶴の事を気にしているの?」と聞いてみた。すると「あの子の事は気にしていない。あなたはもてるけど私のお兄ちゃんだから」とどうにでも捉えられる意味の答え。結局はお兄ちゃん位の存在でしか思われていなかったのか?と少しがっかり!でも兄貴の存在ならもっと心から話して欲しかった。「なにかそれ以外に悩んでいる事があるんじゃないの?」と聞くと黙って下を向き、うつむきながら首を縦に振った。やっぱり!「なんで兄貴の俺に話せないんだ」と言うと「ごめんなさい!あまりにも話が急展開で私も戸惑っていたの」それは、すでに浩美が両親に話をする前に両親が国立の音大に進学の準備を着々と済ませていて後は受験するだけのような勢いが家庭に流れている事だった。浩美は「私が話しをする前に、もうすでに私の進学は家で決まっている!話をさせてくれない」と言うのだ。それでもやはり自分に嘘をついて将来の道を変える訳にはいかないと話そうとした時に今度はお父さんが来月海外に転勤が決まって単身赴任でいくと言うのだ。仲の良い両親、お母さんは気丈に振舞っていたがお父さんが居ない時は寂しさを浩美に伝えていたと言う。本当はお母さんもすごく寂しいんだと思った浩美は「そんな状態の両親に、今の自分の気持ちを伝えてより一層の心配をかけたくない」とご両親を気遣う。浩美らしいな、心が優しくてその為に自分の気持ちを押し殺してしまう。そんな浩美を何とか元気付けたい!と思い、軽い冗談話で笑わせて場を繕った。別れ際に「自分の気持ちを両親の為に犠牲にする事は無いんじゃないかな?普通は親なら子供の夢、希望をかなえる為に努力するはずだ!もう一度機会を見て話してみたら?」と促した。浩美は「ありがとう!頑張ってみる」と少し元気になってくれた。「今日はあなたと話せてよかった!またね!」と言って去っていく浩美の後姿を見送り、このままでは?なにか?もっと彼女の力になれないのかと言う気持ちが湧き上がってくる自分を感じていた。やはり早く告白して浩美を彼女にしてご両親にも挨拶して彼女の事をお願いした方がいいのか?自分も心の中で自由の身をかけて戦っていた。・・・つづく
今日はここまでです! ではまたよろしくお願いしますね

