インサイド・アウト
正しい生き方なくして、真の成功はあり得ない。デイビッド・スター・ジョーダン
状況を変えたければ、まず自分たちが変わらなくてはならない。そして自分が本当に変わるには、ものの見方を変えなくてはならない。
人格主義・・・誠意、謙虚、誠実、勇気、正義、忍耐、勤勉、節制、黄金律など、人間の内面になる人格的なことを成功の条件にあげている。ベンジャミン・フランクリンの自叙伝は圧巻で、特定の原則と習慣を深く内面化させる努力を続けた一人の人間の姿が綴られている。
個性主義・・・成功は、個性、社会的イメージ、態度・行動、スキル、テクニックなどによって、人間関係を円滑にすることから生まれると考えられるようになった。「態度が成功を決める」「笑顔が友達をつくる」「どんなことでも思い、信じれば達成できる」といった元気づける言葉やときには正当な格言となる。
農場には一夜漬けは通用しない。春に種まきを忘れ、夏は遊びたいだけ遊び、秋になってから収穫のために一夜漬けで頑張る。そんなことはありえない。農場は自然のシステムで動いている。必要な務めを果たし、定まった手順を踏まねばならない。種を蒔いたものしか刈り取れない。そこに近道はないのだ。この原則は人の行動や人間関係にも当てはまる。人間の行動も人間関係も、農場の法則が支配する自然のシステムなのである。
あなたはたぶん、自分の行動をどうにかしようとするだろう。もっと頑張ってスピードをあげるかもしれない。しかしそうまで努力したところで、間違った場所に早く到着するだけである。
原則は灯台にたとえることができる。それを破ることはできない自然の法則である。映画監督セシル・B・デミルは、代表作「十戒」の中で原則について次のように表現している。「神の律法(原則)を破ることはできない。それを破ろうとすれば自分自身が破れるだけだ」
公正・・・平等と正義という概念の土台となっている。
誠実と正直・・・協力関係や長続きする人間関係、個人の成長に不可欠な信頼の土台となる原則。
人間の尊厳、奉仕や貢献、あるは本質、美徳という原則もある。
可能性という原則は、私たちは常に成長でき、潜在する能力を発見し、発揮し、さらに多くの才能を開発できるという原則である。
成長は可能性に関連する原則である。
アルベルト・アインシュタインはこう言っている。「我々の直面する重要な問題は、その問題をつくった時と同じ思考のレベルで解決することはできない」
7つの習慣とは、この新しいレベルの思考である。原則を中心に据え、人格を土台とし、インサイド・アウトのアプローチによって、個人の成長、効果的な人間関係を実現しようという意味である。