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ついに新しいAFI(米国映画協会)のトップ100が発表になりましたね。もう順位はいろいろなサイトに載っているようですが、一応20位まで。カッコの中の数字は前回(1998年)の順位。(-)は前回100位圏外。

1 (1) 市民ケーン CITIZEN KANE
2 (3) ゴッドファーザー GODFATHER, THE
3 (2) カサブランカ CASABLANCA
4 (24) レイジング・ブル RAGING BULL
5 (10) 雨に唄えば SINGIN' IN THE RAIN
6 (4) 風と共に去りぬ GONE WITH THE WIND
7 (5) アラビアのロレンス LAWRENCE OF ARABIA
8 (9) シンドラーのリスト SCHINDLER'S LIST
9 (61) めまい VERTIGO
10 (6) オズの魔法使い WIZARD OF OZ, THE
11 (76) 街の灯 CITY LIGHTS
12 (96) 捜索者 SEARCHERS, THE
13 (15) スターウォーズ STAR WARS
14 (18) サイコ PSYCHO
15 (22) 2001年宇宙の旅 2001: A SPACE ODYSSEY
16 (12) サンセット大通り SUNSET BLVD.
17 (7) 卒業 GRADUATE, THE
18 (-) キートンの大列車追跡 GENERAL, THE
19 (8) 波止場 ON THE WATERFRONT
20 (11) 素晴らしき哉、人生! IT'S A WONDERFUL LIFE

私の独断と偏見の驚きと喜びを少し(笑)。ちょっと速攻で書いたので、リストを見落として間違っている記述があるかもしれませんので、ご了承を。

1998年のトップ100から落ちた意外な作品
(順位は1998年の順位)
44位 國民の創生  THE BIRTH OF A NATION (1915)
サイレント映画の巨匠、D・W・グリフィスの一大叙事詩。でも、この代わりに「イントレランス(Intolerance) 」が49位。「サイレント映画の巨匠の作品を一本は入れないと…」なんていう安易な選択の仕方の感じも少し。100本の中に2本共は選べずで、先回は票が「國民の創生」に集中し、今回は「イントレランス」って感じ。私は両作品、未見ですが(反省!)、両作品共傑作と名高い作品です。

54位 西部戦線異状なし ALL QUIET ON THE WESTERN FRONT (1930)
戦争映画の一大傑作。「プラトーン(Platoon)」(86位)、「ディア・ハンター(The Deer Hunter)」(53位)もいいけど、この作品が100位から落ちるかね~。

63位 駅馬車 STAGECOACH (1939)
ジョン・フォードの傑作西部劇。これもD・W・グリフィスのケースと似ている気が…。「駅馬車」と「捜索者」の2本共は選べずで、今回は票が「捜索者」に集中した感じ。こちらは先回96位から今回12位だからね…。これも両作品とも傑作です。(「捜索者」は未見…、ああ…。)

58位 ファンタジア FANTASIA (1940)
この作品が100位圏外に落ちて、「トイ・ストーリー(Toy Story)」が99位に初登場。もちろん「トイ・ストーリー」は面白かったけど、そんなもんかね~。まあでも「白雪姫(Snow White And The Seven Dwarfs)」の順位が15位も上がったから(49位→34位)、いいかな。

52位 地上より永遠にFROM HERE TO ETERNITY (1953)
アメリカ陸軍の腐敗と兵士個々の愛と憎悪を描いた異色戦争映画の傑作。「プラトーン」、「ディア・ハンター」もいいけど…、あっ、もういいか…。

落選、残念!100位以内でも妥当ですが、落ちても仕方がないかな…作品
(順位は1998年の順位)
90位 ジャズシンガー THE JAZZ SINGER (1927)
記念すべきトーキー第一作。個人的には100位に入れておきたかった作品。

68位 巴里のアメリカ人 AN AMERICAN IN PARIS (1951)
どうしても「雨に唄えば」と比較されがち。「雨に唄えば」の方が好きな人が多いか?

67位 影なき狙撃者 THE MANCHURIAN CANDIDATE (1962)
最後までハラハラのサスペンス映画。十分一見の価値はありますが、少し好き嫌いがはっきり出る作品か?

39位 ドクトル・ジバゴ DOCTOR ZHIVAGO (1965)
39位から一気に圏外へ。名作ですが、デヴィッド・リーン の作品は「アラビアのロレンス」、「戦場にかける橋 (The Bridge On The River Kwai)」が入っているから…。

今回、初入選、おめでとう
18位 キートンの大列車追跡
チャールズ・チャップリン、マルクス四兄弟(「我輩はカモである (DUCK SOUP)」)が入っていて、何故キートンが?の1998年の選出に対する回答でしょう。でもいきなり18位はちょっとだけ驚き。

82位 サンライズ SUNRISE (1927)
これも未見ですが、F・W・ムルナウ監督の渡米第一作。この年のアカデミー賞作品賞は「つばさ (Wings)」になってますが、実はこの年は作品賞は2部門あり(Best Picture, ProductionとBest Picture, Unique and Artistic Production)、前者が「つばさ」で後者がこの「サンライズ」だった。TIME誌のトップ100にも入っている。

87位 十二人の怒れる男 12 ANGRY MEN
意外や意外、先回は100位圏外だったんですね。

90位 有頂天時代 SWING TIME
やっぱりフレッド・アステア &ジンジャー・ロジャースは一本は入ってないと…。

順位アップ、おめでとう
9位 めまい VERTIGO
先回61位から一気に9位へ。BFI(英国映画協会)での評価(歴代2位)が反映されたか?

25位 アラバマ物語 TO KILL A MOCKINGBIRD
34位から9位アップ。AFIヒーロー部門のナンバーワンに輝いた作品。

26位 スミス都へ行く MR. SMITH GOES TO WASHINGTON
29位から3位アップ

27位 真昼の決闘 HIGH NOON
33位から6位アップ

順位の驚き
「市民ケーン」と「カサブランカ」は永遠不動の1位、2位と私は思っておりましたが、「ゴッドファーザー」が2位ですか…。

まだまだ、語りたいことはいっぱいありますが、今日はこの辺で…。
皆さんの感想はいかに?