
「タタン」という名のホテルを経営していた姉妹が
アップルパイを作ろうとして、失敗。
ひっくり返してごまかすように作ったお菓子が
「タルトタタン」。
エッセイだか小説でそのエピソードを知って、
いつか食べてみたいなと思っていたら
つくば市吾妻のフレッソンさんにありました。
しっかりしているこのカタチ。
タルトタタンのりんごはカタチが崩れないことが重要なポイントだそうです。
それには、りんごの鮮度が重要だとか。
スタッフの方が「紅玉が無くなったら、終わりです」とおっしゃっていて
ギリギリセーフでした。
フレッソンさんのブログを読んでいたら、
気が遠くなるような作業を経て、
このケーキを作ってらっしゃるのがよく分かりました。
一口ひとくち、フォークを進めるにつれ、
パティシエさんの思いが伝わってきて
言葉を発するのを忘れてしまいました。
定番ケーキの一番人気はモンブランなんだそうです。
なめらかなマロンクリームがとても美味しかったです。
ショーケースを見ていたら、
美しいケーキが並んでいました。
これが人なのかと、
これが人が成せる技術なのかと感激してしまって
ウェディングケーキを注文しました。
2人で食べる小さな小さなウェディングケーキ。
9年目のウェディングケーキです。
どんな仕上がりか、とても楽しみ。
失敗作から、後世に残る傑作になったタルトタタン。
小さな機転が運命を変えました。
毎日が幸せで、いつ死んでも我が人生悔いなし!と思うけれど
私たちの8年間も決して楽なことばかりではありませんでした。
分かりあえないさみしさを感じることもありました。
でも、なんだかんだで9年目。
私たち夫婦にこれからも何かが起こるかもしれません。
そのときは、タルトタタンを思い出して、
新たな可能性を信じていけたらと思います。
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