一口に難聴といっても、人により、症状が違うと思っています。一般的には、では、集音器や補聴器を付ければいいのではと思われています。しかし、実際は違います。集音器や補聴器を付けてもダメなのです。多少はいいかもしれませんが、はっきりとした効果は感じられません。
それは、音は確かに大きくなりますが、相手が言っている言葉がはっきりと聞き取れないのです。周囲の雑音も一緒に大きくなり、言葉がそれに紛れ込んでガーガーという音しか聞き取れません。
むしろ、音は小さいですが、集音器や補聴器を付けない方が、言葉はふつうに聞き取れます。ただ、正常時の時のように、小声でもしっかりと聞き取ることはできません。
おそらく、周囲の人は、集音器や補聴器を付けているので、きちんと聞こえているはずと思っているのではないでしょうか。
これは、当人が一番つらいところです。つけていても、何を言っているのかがわかりません。
なぜ、ガーガーしか聞こえないのかを考えています。
音声の可聴波周波数は、20ヘルツから20,000ヘルツと言われています。その周波数帯のうち、もしかしたら、内耳の異常で所々の周波数帯で音が欠落しているのかなと思っています。難聴は、内耳の中の繊毛が剥がれ落ちる現象と聞いています。細かい繊毛で小さな音も感知しているようですが、この感知が音を知覚する繊毛が剥がれて無いため、脳に音声信号が届いていないのではと想像しています。
もっと、はっきり言いますと、例えば音楽ですが、演歌などを聞いていても、旋律が正常に聞こえず、歌として聞こえません。なんの歌を歌っているのかがわかりません。こういう現象が難聴では起こります。たまたま、自分の場合は、左側の耳に症状があります。右側はある程度普通にきこえますが、ただし、高音がやけに高く聞こえます。特に、カンカンと響くように聞こえます。
このようにただ、難聴といっても人にはわからない症状もあります。