裕次郎さんのこの歌は、団塊世代には、胸にジーンとくる一曲です。

 

なぜなんだろうかと思いめぐらしますが、多分、まだ、若かったあの頃、よく酒場で飲んでいた場面を思い出しているからでしょうか。

 

友人と飲んでいた時、また、一人でしみじみと飲んでいた時、あの頃が一番良かったなと、今だからそう思います。

 

その頃の人たちとは、もう一緒に飲む機会もありません。亡くなっている人もいます。疎遠になっている人もいます。

 

いまさら、声をかける気持ちにもなりません。高齢になると、お互いにそれぞれの生活があるので、敢えて踏み込むことは遠慮するようになります。飲めば、其れなりの経費もかかります。年金生活者には、大金です。日々の生活も大変なのに、高い交通費をかけてまで、飲みに行く気は起りません。

 

そのようにして、いずれは、独居老人になり、誰からも振り向かれることなく、ひとり、逝くことになります。

 

しかし、それでいいと思います。子供たちに迷惑をかけずに、静かに生活し、土になるのが男の一生の美学と思っています。