悟りを開けば、「悩み」は解消するのかについて考えてみます。
一つの例ですが、近所にいる人で、こちらが会釈しても会釈を返さない人がいます。また、会っても愛想のない人もいます。
逆に、ニコニコして挨拶してくれる人もいます。
この違いは何なんだろうといつも考えています。これを悟りの境地で考えてみると、「あるがままに受け入れる(英語でAs it is)」ということなんでしょうか。
挨拶しない人へは、どう対処したらいいのか。無視すればいいのかとか。その場合、こちらはどう反応すればいいのか。気まずい顔をすればいいのか。相手の人もこちらの顔をみていますが、何の反応もありません。
こういうときは、本当に困ります。
あるがままでいいといいますが、ふつうは悩みますね。このような経験は誰にもあると思います。
自分は嫌われているのかとか、その人の気分が悪いのかとか、相手も顔を見ているのでわかっていてそうしているのかとか、こちらも嫌な気分になります。
悟りでは、現実をあるがままに受け入れなさいと教えています。
余計な詮索をしないことがいいかもしれません。