よく、会社の上司が言っていたという言葉です。
どのような場面で使われるのか。
困難に直面した時にその人間の本当の強さ、価値がわかるという意味らしいです。
疾風が一種のふるいのようなものとも考えられます。強い勁草が見分けられます。
部下に困難な仕事を与えて、やり遂げられる部下とギブアップする部下を選別する。
これは厳しい評価ですね。現役の頃にありました。ほかの人が嫌がる仕事が回ってきましたがとくに断る理由もなかったため引き受けました。確かに難しい業務でした。協力会社を使いプロジェクトを推進する仕事でした。厳しい管理で嫌がれましたがなんとか遂行できました。結果、業務表彰されました。会社に勤めていればこのような場面はいくらでもあります。
人が嫌がる仕事でもやらねばならないときもあります。
こういうときの言葉かもしれません。
中国古典に学ぶ 2 疾風に勁草を知る
(追記)
情に棹させば流される


