不思議です。なぜ、そのことが郷愁を覚えさせるのだろうか。よく、行ってもいないのに、夢に出てくる情景があります。それがとても郷愁を覚えさせます。中国の上海とかの町の様子がでてきますが、それは、親が戦時中に満州にいたことと関係するのか。父は兵隊で満州にいました。母は結婚して3年ぐらいそこで生活したようです。哈爾濱とかの名前をよく聞いたことがあります。当時の写真も子供の頃よく見ていました。それらもあってかなと思いますが。行ってもいないのになつかしさがあります。不思議ですね。怖い街の夢も見ます。うす暗く、汚れていて汚い街で人っ子ひとりいないところにいます。いたるところに荒れた建物があり、いつ何が襲ってくるかもわからない街中になぜかいます。はやく、抜け出したい気持ちですが、抜け出せません。実際には、そんな場所に行ったこともありませんが、テレビや漫画で見たことがあるのかもしれません。幼いころの体験では、当時はまだ、戦後間もなかったので、まだ戦争の傷跡が残っていました。おそらく焼夷弾で焼かれたと思われる建物が畑の中に残っていました。レンガか何かの壁だけが立っていました。不気味でしたが。周りはほとんど野っぱらで、畑でした。今のように住宅が密集しているところはありません。遠くを見れば山が見えます。子供の頃、育った家はなつかしいです。その土地も今は人でに渡って当時のものは何もありません。近所にはまだ、昔の家が少し残っていました。代は変わっているでしょうが。歳をとるほど昔が懐かしいのは何なんでしょうか。不思議です。

[サイエンスZERO] 夢に意味はあるのか?なぜ忘れてしまうの?夢研究の歴史と新発見 | NHK

 

夢の中