消火器の点検をする際の必ずやらなければならない事の1つとして、容器内部の薬剤が固まってしまっていないかを確認する作業がある。
粉末消火器の薬剤はその名の通り"粉末"なので、容器の下の方に固まってしまっている事があり、それを点検時にサラサラの粉末状態に戻してやらなければならない。
作業と言っても実際に消火器のフタを開けるような事はなく、だいたいは消火器を逆さまにして軽く振る程度で固まっている粉末がほぐされる。
⬇︎こんな感じ
頭の横で消火器をひっくり返して、容器に耳を近づける事で中の粉末が雪崩れる音が聞こえる。
「サラサラ・・・ズササササラサラ」
「ズズズ・・ズサァーーー」
みたいな。
中で粉が動く感覚が音と手に伝わる重みで、かなり手ごたえがあり、これがかなり気持ち良い。
ちなみに素人の方はむやみに消火器を逆さまにしないように。
これは消防設備点検業者だけが味わえる悦楽です。
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