父が生前言っていたことがある。
「技術があれば、手に職があれば、食いっぱぐれない」と。
そういうこともあって、私は技術の学校に行った。
卒業したとき、確かにこれからは技術の時代だと思った。
就職は売り手市場。特に技術職は困らなかった。
しかし、それから二十数年が過ぎて、時代は変わった。
今、最も求められているのは、「売る力」だ。
技術があっても、手に職があっても、他にもたくさんそんな人はいて、
金額が決まっていて、同じ内容ならば下げられるようになった。
そうか、技術や技能は商品だったのだと気づいたときは、出遅れていた。
技術や技能は確かにあれば良いが、「売る力」無しに何も成立しないと
最近気づいた。(遅すぎる)
子供に今、一番教えたいことは、
「売る力」がつければ、生きていくことに不自由はしないということ。
経営することは、いろいろな力を総合したものが必要だが、
なんと言っても、必用なものは「売る力」だ。
「売る力」さえあれば、後は何とかなるとさえ思う。
資本主義が終焉を迎えているとはいえ、まだまだ「売る力」の
必要性は続いている。
「売る力」をつけていこう。
(200日ブログ 141日目)
1年以上ぶりの更新。
こちらはぼちぼちやっていこう。