今頃やっとわかったこと | 二代目社長の告白

二代目社長の告白

かまえオフィスブログからタイトル変えました。

会社を継いでから、思うことを書いていきます。
これから二代目になる人のためのブログです。

先日ある飲み会で、感想文の話になった。
ある人が言った。
 
 「感想文って、ほとんどあらすじでしょ?」
 
 小学校や中学校など、夏休みの宿題に出てくる
読書感想文の話だ。
 
 「感動したところを書けと言われたら、
その部分を説明するために、あらすじを
書かなければいけないでしょ。だから感想文って
ほとんどあらすじになってしまうじゃないですか。
でもそう書くと、先生から、ほとんどあらすじですね
ってコメント書かれる」
みたいなことを言われていた。

飲んでる席なので、正確ではないが、
とにかく「感想文はあらすじ」ということを言われていた。

 言わなきゃいいのに、私はその人につい言ってしまった。
 
 「それは違うでしょ。
どんなところが感動したか、
どんなところが印象に残ったか、
どうしても伝えたいと思ったら、
あらすじだけでなく、いろんな言葉が出てくるし、
どうやって伝えようか真剣に考えると思いますよ。」
 これまた酔った席なので、正確ではない。
 
 しかし私は、伝えたいと思ったら、
あらすじだけに終わらず、どうやったら伝わるか、
読み解き方が深くなることを伝えたかったのだ。

 ただ、書きながら、思い出した。
 
 今こうして私は書いているが、小中学校、高校時代も含めて、
読書感想文は大嫌いな宿題で先ほどの人のように、

あらすじ書いて、「感動した」って
書けばいい
と思っていたのだ。
 
 でも今は違うと断言できる。
  
 やはり、「伝えたい」という思いが先なのだ。
 
 宿題となると、感動しなさい、
伝えなさいに変わるのだ。

 
 本を読んで、感動したことを書きなさい、と言われると、
感動しなければいけない、その部分を説明しなければいけない、
に変わって、全然感動しないのだ。
 
 映画を見て感動する。絵を見て感動する。
どうしてもこの感動を伝えたい。誰かに知ってほしい、
この思いを共有してほしい、そういう思いがあれば、
感想文はそれほど難しくないと思う。

 なぜなら、日頃から私たちは文章にしないだけで、
感想文をしゃべっているからだ。「ねえ、ねえ、聞いて?」と
言いながら、今日一日のおもしろかったところ、
印象に残ったところを感想としてしゃべっているのだから。

 そういうことに気付いたのも最近だ。
当時、先生は言ったかもしれないが私は全然覚えていない。
感想文ってこういうふうに考えるんだよ、って多分説明していないと思う。

 子供の頃知っていたら、今頃どうなっていたか・・
 悔しいのでやめる。
 
 過去のことで「もしも」なんかないのだ。
 
 天の下では、何事にも定まった時期があり、すべての営みには時がある。
 
 そういう時だったのだ。