前回、分からない仕事をやらなければならない事ほど苦痛なことはない
といったことを書きましたが、まさに今、私がそういった事態?になりました。
そういう訳で休日でも勉強をしています。
落ちこぼれITエンジニア
最近、ある会議に出たのですが
「何を話しているのか?全く分からない・・・」
といった具合だったのです。
例えるなら、授業の内容が分からなくてついていけない落ちこぼれです。
この会議は週次の定例会議でして、、、
話している人たちが勝手に納得して完結しているような?言っていることが分からない会議に、毎週参加しなければならないのです。。。
実はこれには前提があって、私の責務に無い別の業務の全体定例会議に参加した結果でして、会社としてはその別の業務のフォローが出来るようになってもらいたいという期待があって参加要請したのだと解釈しています。
特に会社(社長)から近々その別の業務にも担当してもらいたいといった要請があった訳でもなくて「内容に慣れるためにも会議に参加してもらいたい」といった程度の感じではあります。
私の責務の範囲を超えている分野についてを許容しようとした結果なので、実はそれほど追い詰められている感じではないです。
落ちこぼれ宣言
まもなく私は社内会議で、前述の別の業務の会議内容が全く分からないのだということを話しました。
しかし前述したように私にとっては別業務の会議なので、同僚は私が会議の内容が分からなくても当然だと理解はしてくれる、とは思ってはいます。
でも敢えて会議の場で自分は「落ちこぼれ」であることを宣言したのです。
なかなか社内の会議で「私は落ちこぼれです」なんていう人はいないと思うのですが、これには幾つかの理由がありました。
楽しく仕事をしたい
最初に書いたように「分からない仕事をやらなければならない事ほど苦痛なことはない」ので、分かるようになって楽しく仕事をしたいというのが1番にあります。
つまりその別の業務について「勉強したいから教えてほしい」ということで「落ちこぼれ」宣言をしました。
大抵は自分で資料を読んで勉強していくものだと思いますが、早く業務を会得したいと思っているので他の社員へ協力を要請したというのが目的の1つです。
その先にあるのは、なんでも出来るような人になりたいということがあると思います。
若手社員の仕事への積極性の促進
この4月で4年目と2人の2年目の若手社員がメンバーにいるのですが、特に4年目の社員の積極性が無くて社長も含めて上長達が困っています。
私も入社したばかりで職級は若手社員と同じではありますが、立場的には上長達から相談を受けるような位置なので、この問題を改善したいと考えています。
4年目の社員がどういう感じかというと、指示待ちで言われたこと以外は自分からやろうとしない、といった具合です。
でも指示したことが出来ない訳でもないのですが、まぁ首脳陣からすると4年目にもなったら自発的に動いてもらいたいとは思っている訳です。
今の業務はSES契約ではなくて請負契約なので、業務で分からないことは業務内で吸収すべきではあります。
だから若手に業務外でも勉強しろとかは言えないし、そもそも業務外で勉強すべきだとは思ってもいないですが、彼等若手社員が自主的に業務外で勉強をしている感じでもないです。
でも、私のようなオッサンでも「他の業務も戦力になりたい」といった姿勢をみせてみようかな?と。
それも「落ちこぼれ」宣言をした目的でした。
こちらの問題解決の意図が大きいかな?
多分これが無かったら敢えてまで「落ちこぼれ」宣言をする必要なくて、自分で勉強して分からないところは個別で教えてもらうようにしただろうと思います。
私自身の気持ちとしては
「今の担当の仕事も別の業務もどちらもこなしてやる!」
ぐらいに思っていますが、若手社員にそうした姿を見せていかないとかなぁ?ということでも勉強しないとなぁといったところなんです。
自分の勉強はともかく、若手の教育はどうしたら良いのだろうか。。