Hycam2を使っての、BigShotの動画撮影テストのつづきです。
今回は、ビデオ圧縮エンジンの設定を既定値の「自動選択」75%に戻しての結果です。
同じように、プレー時間を同じ約2分(2分13秒前後)撮影した場合の撮影データの容量とプレー感覚を調べました。
【ゲームの表示モードと画面の設定の関係】
ゲームの表示 画面の設定(色) 撮影データサイズ
フルスクリーン 32bit 214MB
フルスクリーン 16bit 225MB
ウィンドウ1024 32bit 231MB
ウィンドウ1024 16bit 239MB
ウィンドウ 800 32bit 161MB
ウィンドウ 800 16bit 174MB
前回の圧縮なしの場合では、フルスクリーンでは全く問題外なのに対して、圧縮した場合は少しマシになりました。撮影したデータを見ると、まだコマ落ちがあるようです。
ウィンドウ1024、800の各モードでは、やはり1024の方が少し重い感じ、800の方が軽い感じですね。
画面の色の設定を16bit、32bit の両方テストしましたがプレー時の重さは色の設定では殆ど変わらない気がします。
このことから、私の環境でプレー時の重くなる原因は、HDDへの書き込みが主な要因だったと思われます。
また、画面の色の設定は16bitより、32bit のほうがデータサイズが小さくなっています。圧縮エンジンが32bit 向きののデータ圧縮アルゴリズムを使っているからでしょう。圧縮しなかった場合は、データサイズが32bit は 16bit の倍ぐらいありましたね。
CPU負荷は 32bit のほうが大きくなりますがプレー感覚はかわらないので、あとは編集・エンコードして出来上がりの動画の状態をみて判断して行こうと思います。
【Hycam2 の設定】
前回と同じように、ここからはゲームの表示モード800*600のウィンドモード、圧縮エンジンを「自動選択」の75%にした場合のその他の設定をいろいろ変えてテストした結果です。撮影時間は約2分間(2分13秒前後)です。
①録画フレーム率 ・・・ 既定値10
これは、昨日のテストで10コマでいいと思いますのでテストするまでなく・・・。
②フレームレート ・・・ 既定値100
フレームレート 画面の設定(色) 撮影データサイズ
1 16bit 278MB
32bit 265MB
10 16bit 187MB
32bit 164MB
50 16bit 181MB
32bit 175MB
100 16bit 179MB
32bit 170MB
やはり、圧縮をする設定にしている場合は、フレームレートによって圧縮の条件が変わるようですね。
プレーした感覚では、フレームレートが1では重いです。データサイズも大きくなってますね。
私の環境ではフレームレート100の方が、プレー感覚、サイズともに良好だと思います。CPU負荷は大きくなっていますが、HDDへの書き込み負荷に比べると少ないということですね。
次回は、データを書き込むHDDを変えてプレー感覚が変わるかどうかテストして見ます。