『きよしこ』 | 行く河の流れ

行く河の流れ

行く川のながれは絶えずして、しかも本の水にあらず。よどみに浮ぶうたかたは、かつ消えかつ結びて久しくとゞまることなし。

重松清 著・新潮文庫

尊敬する先生が重松清の本で一番最初に読んだと聞き、さっそく読んでみた。
たまらない。
言葉の力の偉大さや大切さを日々感じていたが、それ以前のものがあることに気付かされた。

言葉にならない、その人の想いにどれだけ心を配っていたか?
その想い以前の、その人の「存在」を僕はどれだけ尊いと感じることができていたか?
普段子どもと向き合っているが、一人一人の「人間』に対してどれだけの思いやりをもっていたか?

まだまだ足りないところばかりだ。だからこそ人間力を高める努力が必要なんだ。

見えないものが見えるようになるには、「見ようとする」ことが何よりも大切。
「見ようとする」ことで見えてくると信じている。