U理論について述べられている。
U理論とは、「知」に関して、物事の全体の性質を理解し、部分と全体がどう関わっていくかということの理解からすべてが始まっている。
全体への意識が深まれば深まるほど、「現状の全体」だけでなく、「進化する全体」への意識が高まり、行動となって異なる未来を想像するという理論である。
その「深化」をUの字の左で表現し、「昇華」をUの字の右で表現しているのが「U理論」というわけである。
「深化」の部分を「センシング」と名付け、物事に対して一体を感じて「観る」としている。
「転換」の部分を「プレゼンシング」と名付け、内なる知が浮かび上がるようにするとしている。
「昇華」の部分を「リアライジング」と名付け、流れるように自然に素早く動くとしている。
中でも特に強調されていたのが、Uの字の底辺の部分(「転換」)で起こることである。価値の逆転が起こったり、自己の内面が劇的に変わったりする部分である。
ここの認識としては、存分に霊的なもの、宇宙的なもの、人智を超えた神秘的な要素を感じた。脳の95パーセントは使うことができていないとされている。宇宙の95パーセントは何か在るけれども、何なのかわかっていない「ダークマター/ダークエネルギー」とよばれている。
唯物的な認識では全体の認識へは到底到達することができないと感じているので、この本のうたっている理論は私の頭にもスッと はいってきた。