購入したのはTomyの「Xiaostyle TDG-501」のデジタルカメラである。
「デジタルカメラ」などとハイテクそうに言っているが、実はこれ、ものすごい写真がとれるのだ。とても綺麗とは言えない、全然思い通りに撮れない、電池もすぐに切れてしまう、ボタンの反応も遅い・・・。今の時代デジタルカメラでこの性能だとヒットする理由が見あたらないのである。しかしなぜ僕の心を捉えて止まなかったか。それはパソコンに取り込んだときの絵がもの凄く「イイ」のである。これは「味がある」と言って良いと思う。デジタルカメラのくせに味があるなんて僕は一目惚れをしてしまったのだ。
面白いのはメーカーであるTomyはかなり真面目に開発製造したことがうかがえることである。それはホームページを見てみるとわかる。
「Tomy Xiaostyle」
http://www.takaratomy.co.jp/products/xiaostyle/index.htm
確実に売り出し方を間違ってしまっていることが見て取れる。方向性が間違っているのだ。こんなオシャレな物ではない。こんなスタイリッシュな物ではない。むしろこのデジタルカメラはオモチャなのだ。そう、分類するならば「トイデジカメ」だ。
僕はデジタルカメラでもトイカメラのLOMOの様な無骨で不器用で方向音痴なカメラが欲しかった。そのカメラをまさしく手に入れたのだ。生活にちょっとした遊び心をプラスすることによって、世界の見方も変わってくることを期待している。
