東京にいる時にちょうど一年前のこの時期開催していたように思うので、一年遅れでここ岡山にやってきたことになる。東京で開催されているときから評判を聞いていて行った知り合いなどはとても感激して、面白いと行っていたのだが、当時は縁がなく行かなかった。
そんな中今回、無料招待券をもらったので行ってきた。最新の技術である「プラトミック」という方法により保存された全身の筋肉、神経、血管などの標本が公開されていた。平日だというのにものすごい人の数でびっくりした。新聞などでもやたら取り上げられているのでその影響もあるのだろう。
正直な感想として、正規の料金である1,400円を払って行くかといえば僕はいかない。確かに興味深い今まで見たこともない標本なのだが、どうも展示の方法が気に入らない。つまらないのだ。おそらくこの催しに来場する人は医学的には素人の人が多いであろう。ところが、標本の説明がどれをとっても専門用語で書かれているだけで、それぞれがどういう意義があるのか、どこがどういう風にすごいのかが全く伝わってこないのである。
主催者は単にこの催しを「岡山で行えばいい」くらいにしか思っていないのではないかと疑いたくなる。この催しで何を伝えるのか。残念ながらそう考えると商業ベースに走っているこの催しは僕には失敗にしか映らない。世の中そういうイベントが多すぎる。