「和歌山ラーメン 井出商店 豚骨醤油(袋)」を家で食べてみました。5袋入りです。
こちらは藤原製麺さんと井出商店さんのコラボ商品になります。井出商店さんは昭和28年に屋台から創業され、当時は澄んだスープだったのが二代目により現在のスープに改良し、平成10年(1998年)に放送されたテレビをきっかけに全国に知られ、和歌山ラーメン自体大きく井出系・車庫前系の二系統ある一つに挙げられる程で、和歌山ラーメンの総本山と言われ、和歌山を代表するラーメン店です。
スープは鶏+豚骨×醤油ダレ。実店舗では、豚骨10・鶏ガラ1の割合でブレンドされた動物系スープを強火で丸一日沸騰させ、とろりと乳化させた濃厚スープが評判で、二代目が考案したこのスープは、偶然炊き込み過ぎてしまった事から生まれ運によって誕生したコクのあるスープで、平成10年(1998年)に放送されたテレビで優勝した事から井出商店と和歌山ラーメンが全国区の知名度に。
袋麺では実店舗のスープの味が上手く再現され、豚骨出汁は入っていないものの、鶏ガラの香りとコクに長時間煮込まれたようなスープのとろみも感じられ、濃厚ながら飲み易い絶妙のこってりあっさり加減に仕上げられ、醤油ダレは丸くまろやか。説明通り水550mlを入れると、具材の水分が入ったせいかやや薄く感じ、規定量よりやや少な目にした方がより店の味に近付くかも?
麺は中細ストレート麺。断面四角の中加水気味の乾麺は、艶があり滑らかな麺肌で噛み応えがあり、食べ始めはコシ弾力強めで、食べ進めるとスープが馴染んで美味しくなり、この乾麺は最後まで伸びにくくよくできています。
具材は鶏つくね(山芋入り)、むき海老、龍の卵の半熟茹で卵、奴葱。豚チャーシューがあればよりお店に近付き合っていたと思いますが、冷蔵庫の残り物の魚介系を載せた所ややこってりしたスープには意外に合い、茹で卵も固茹での方が合っていたかも?ですが折角の新鮮な龍の卵なので半熟にした所これはこれで美味しく、奴葱のシャキシャキ感も合っていて、井出商店の味がリアルに再現された「和歌山ラーメン 井出商店 豚骨醤油(袋)」を最後まで美味しく完食しました。

PS.この商品はとある和歌山の有名人から戴いた物で、一応名前は出していいとの許可は得たものの、色々考えた末やはり名前は伏せる事に。(自分としては好き過ぎる人から戴いた物なので自慢したいし、本当は名前を出したいのですが、万一悪影響が出る事も無きにしも非ずなので、やはり伏せる事に。)只、普段自分のツイッターを見ている人やブログも全て読んだ人なら、もしかすると察してしまう人もいるかもしれませんが、察する程度ならそもそも許可は得ている事もあるので大丈夫でしょう。
この戴き物は、ラーメン好きで特に豚骨・和歌山ラーメン好きな自分にとって味も去る事ながら、自分の為にこれをプレゼントしてくれた気持ちが嬉し過ぎ、生きていたらこんないい事もあるのかと思える程の感動でした。まだ残り4食あるので、ここぞと言う時に味わって食べたいと思います。Hさん、本当にありがとうございました。