元祖大東そば うぃまーやーさんに訪問しました。大阪市東淀川区にあり、JR淡路駅が最寄になります。こちらは沖縄県那覇市にあります「元祖大東そば」の大阪初出店の支店に当たり、今年4/15(金)オープンの新店になります。
大東そばは、元々沖縄県大東島にあります「大東ソバ本店」で提供される島民に愛されてきた当地麺料理で、20年前に沖縄本島の那覇市に出店され、沖縄本島でもなかなか食べれる店がなく、その機会も少ない麺料理でしたが、この度遂に大阪市内のこちら出店され、5/10(火)のお昼に訪問。新店なので、店内はピカピカで清潔感があり、沖縄の雰囲気漂う居心地の良い空間になっています。若い女性店員さん3人で切り盛りされています。
ミックスそば+中+ジューシー+サーターアンダギー×2・ちんすこう(持ち帰り)をオーダー。麺料理は大東そば(大・中)、ソーキそば(大・中)、ミックスそば(大・中)、ジューシー(沖縄の炊き込みご飯)、スパムおにぎり、飲み物色々等が置かれ、大東そばは豚角煮、ソーキそばは豚の骨付きあばら肉(スペアリブ)、ミックスは豚角煮とスペアリブの両方が載ります。サーターアンダギーは、1袋(3個入り)300円で販売され、ちんすこうはオープン記念でサービスして貰い、これらは持ち帰りました。
スープは豚骨+鶏ガラ+魚介×醤油ダレ。鶏豚骨の動物系のコクと旨味に、鰹出汁の出汁感が合わされたスープは、鰹の香りがふわっと香り、コクと旨味がしっかりあるも、サラサラ食感であっさりすっきりした飲み口の優しい味。醤油ダレはやや甘味と酸味がありまろやか。
麺は自家製極太縮れ麺。沖縄から取り寄せた自家製麺使用。断面四角の極太麺は、艶がありウェーブが掛かった独特の麺で、強靭なコシ弾力のモチモチ食感。見た目も食感もうどんに近く噛み応えがあり、従来の沖縄そばとは使用する小麦粉を変え、更に麺熟成の工程を追加しモチモチの食感を出されています。
具材は豚角煮、ソーキ(豚の骨付きあばら肉・スペアリブ)、蒲鉾、青葱、別皿で紅生姜。豚角煮は柔らかく煮込まれ旨味濃厚。ソーキ(豚の骨付きあばら肉・スペアリブ)はやや甘目の味付けで柔らかく、骨の周りの肉と軟骨がほろほろと解れ、脂も適度にあり味が濃く美味しい。蒲鉾は赤と黒の2色でシーサーの形をして可愛く、味も去る事ながら見た目も楽しい。紅生姜は途中で入れると酸味と塩味のアクセントに。
卓上には粗挽き島唐辛子、コーレーグース(激辛)が置かれ、途中でどちらもたっぷり投入すると、どちらも辛味が増して味が締まり、コーレーグースは泡盛の香りが立ち、泡盛に浸かった唐辛子の辛味が何とも心地よく合っています。初めての方は香りと辛味が強く好みが別れそうなので、先ずは少しだけ入れて味見された方が良いかも?
ジューシー(沖縄の炊き込みご飯)は、豚肉、ひじき、椎茸、人参が入り、昆布と青葱が添えられ、昆布出汁の風味と出汁感良く、ふわふわ食感の優しい味で、薄味なのでミックスそばとの相性抜群で、最後まで美味しく完食しました。
次回は再度ミックスそばかそれ以外の大とスパムおにぎりを食べてみたいと思います。

PS.こちらはうちからバイクで3分程の距離にあり、近場なので何度も前を通りかなり気になっていましたが、5/10(火)のお昼に遂に訪問。元々沖縄そばが好きで、沖縄料理店に行くとソーキそばや沖縄そば等必ず食べていた程なので絶対に食べに行きたく、しかも沖縄でもなかなか食べれるお店が少ない希少な大東そばを近所で食べれるなんて感動もので、スープも去る事ながら、麺の味と食感も唯一無二の個性を出され、思った以上に口に合ったのでまた時々食べに行きたいと思います。