定番の光景

さて、問題です。

次の英語はある「職業」をあらわしています。一体なんでしょう？

"brightly-dressed　musicians　playing　in　the　street　for　advertising　purposes"

直訳すると「宣伝を目的として路上で演奏する、派手に着飾った人々（演奏家）」となりますが・・・。

正解は・・・・

「ちんどん屋」さんのことでした～。

あ、この英訳、適当にググッて拾ったものなんで、ﾎﾝﾄに正しい対訳がどうかは知りませんけどｗ、一応意味はあってるかな、と。和英辞書には「ちんどん屋」って単語、載ってないんですよね・・・・。

一昔前の新規・新装開店のﾊﾟﾁﾝｺ屋の前には、大きな花輪の列と共に、この「ちんどん屋」の人々がいるのが定番の光景でした。まあ平成に入った１９９０年辺りにおいては、すでに衰退の道を辿っていたのですが、まだ各地で「最後の輝き」を見せておりましたね・・・。

太鼓、そして「♪チャンチャカチャンチャカ」って金属音が鳴る、灰皿みたいな楽器（正式名称は知りませんｗ）のリズムに合わせて、グルーブ感タップリに「軍艦マーチ」なんかをサックスで奏でる、時代劇風のｵｯｻﾝ＆ｵﾊﾞｻﾝ・・・。

「本日開店、全台大開放」と書かれた看板を身にまとったサンドイッチマンを従えて、店の前で賑やかにパフォーマンスを繰り広げる彼らは、店を訪れるお客さん達や道行く人々に、不思議な高揚感を与えてくれました。

まぁ、さしずめ今でいえば、綺麗なオネエチャン達が派手な水着で客を迎える「キャンギャル」イベントってところでしょうか（って全然違いますねｗｗ）

最近はめっきりみかけなく・・・なんて書こうとしてたら、結構今でも、あちこちのパチ屋でチョイチョイ目撃されているらしいですね～。意外だなぁ。しかし、全国的にもその数はかなり少ないと思われるので、ある意味「レア演出」なんでしょうね。

ちなみに、このちんどん屋をモチーフにしたﾊﾈﾓﾉ台が、かつて１９８７年に西陣から出ていたようですが、ｵｲﾗは当時打ったことがないので、詳しい説明はできません・・・。

（ちんどんやー1987年・西陣=旧要件ﾊﾈﾓﾉ）

んで、いろいろ調べたところ、ヨウツベにこの台の動画がアップされてました Σ(･ω･ﾉ)ﾉ！。

なかなか楽しめますので、是非ご覧になってはいかがでしょうか。

・・・うーん、懐かしさのあまり、勢いでイロイロ書きましたが、かなりユルい記事になっちゃいました。まぁこんな回があってもいいのではないかと・・・（爆）

という訳で、昭和～平成初期のサブカルチャー「ちんどん屋」でした。ではでは。

ミスターマジック（サミー）考

ミスターマジック（サミー、3-2号機）

前作のアラジンⅡがスマッシュヒットとなったサミーが、1992年に満を持して送り込んだ後継機ミスマジ。

アラⅡのゲーム性の肝であった「リールのズルスベリ」は継承しつつも、シングル集中役の確率を下げて両ボーナス確率に上乗せした、BR主体のマシンに仕上がっていました。

因みに前作の集中役は「アラジンチャンス（アラチャン）」でしたが、ミスマジでは「マジックチャンス（マジチャン）」と呼ばれていましたね。名前の浸透度は今一つでしたけど・・・。

その浸透度を表すかのように、デビュー当初の人気はイマイチでした。ノーマルは「遊びやすいA-Cタイプ」という感じで、やはり前作のような爆発力には欠けましたからね。で、それから1年も経たないうちに、裏モノ化の情報があちこちから聞こえてくるように・・・・。まさに当時の3号機の「王道」ですね。人気のあったアラⅡまで一緒にひっくり返っちゃいましたけどｗｗｗ

先日、上野の殿堂でこの台を打ったのですが、アソコのミスマジもバリバリの裏モノですね。おそらく貯金Verなのでしょうが（確認忘れました）、時折猛烈な連チャンを見せてくれてます。

ｵｲﾗが打ったときも、しばしのモミモミを続けた後突如爆裂し、ビッグ２２連チャンで一撃7000枚というポテンシャルの高さを見せてくれました。連チャンに入るまでは3000ｹﾞｰﾑでビッグ9回という体たらくでしたが、この一吹きであっという間にビジ３０オーバー。

まさかここまで伸びるとは・・・・恐るべき裏ミスマジ。

ピエロ君とも何度対面しただろうかｗｗ

途中4箱流してレシート2枚ですが、最初に打ったコンチの１箱と合わせてちょうど万枚ですた＾＾ｂ

裏ミスマジの中には集中役に突入しないタイプのモノもありましたが、殿堂さんのヤツはマジチャンにもちゃんと入ります。途中モミモミとはいっても、このマジチャンが400ｹﾞｰﾑも続いて1箱半ほどコイン増えましたし・・・。こう考えるとこの殿堂Ver、かなり甘い裏モノかも？

しかし打ってて思ったんですが、現役当時、裏ミスマジで今回のような大爆裂を体験したことは、ほとんどなかったですね。それほどアツく追っかける台でもなかったし、設定状況とかもｱﾚだったんで、大抵４，５連程度の小規模な連チャンしかしなかったような・・・。

ただ一度、今回のガード下のような爆連をかました経験が、記憶に残ってます。今から１５，６年前のことでしょうか、今は亡き東京・町田の「原町田センター」のガラッガラの２Fにあった裏ミスマジで、お座り1000円から突如連チャンが始まり、一吹きで5000枚位出したことがありました。そのとき、ｵｲﾗの背中で老夫婦が打ってたんですが、爺さんの台がやはり爆連しており、店内は地味～にお祭り状態でしたっけ・・・。

そういえばｱﾉ頃の町田、この原町田センターをはじめ「桃太郎」「エース」「レインボー」「ナポリ」「壱番館」「大松」「さくらセンター」といった味わい深い店が集まった、大変面白い地域でした。それが、ピ亜・豪鈍・害悪・紺凝怒といった大型店の進出でガラッと様相が変わりましたね。ハッキリ言って「ツマラナイ」地域へと成り下がってしまったと思います。あ、ローカルな話題ですんません（＾＾；

・・・まぁ、何はともあれ、あの町田での爆連を思い出させてくれた上野のミスマジ君には大変、感謝してます。

ではでは。