こんにちは
今回は複数の特許の「群管理」を深堀したいと思います。
戦略的な知的財産管理に向けて
面白い戦略がありましたので紹介します。
特許群の中で、
- 付加価値があまりない部分 A
- 付加価値が高い部分をB (場合によっては独占する)
として、意図的にA群については他社の参入を許していくという
戦略です。
図 戦略的な知的財産管理に向けて[294] より
ある意味、オープンクローズ戦略の一種なのでしょう。
技術の利用が増えないと市場が広がらないような性質の製品では
エコシステムを広げるという点ではいい戦略だと思います。
ただ、先行しているとはいえBの領域を維持していくにはそれなりの実力が必要で
Aの領域に入ってきた競合も代替技術などを開発して高付加価値にいずれチャレンジしてくるはずです。
最初は安かろう悪かろうという低品質だったのが
あれよという間にキャッチアップして低コストで品質変わらずということは
よくある事態ですので、慎重に進める必要があると思います。
