今年に入り目に見えない宇宙の「重力波」を2度も観測に
成功したというニュースがかけめぐりました。

今から丁度100年前にアインシュタインが一般相対性理論を
基にして重力波の存在を予言していました。
それからこれだけの時間をかけてやっと実際に存在する
という証拠をつかんだのです。

物理学では現象を数値的に計算して推測をするわけですから
その推測の結果が、本当に存在するものなのかどうかを
実際に観測して確かめなければいけません。

計算上ではありそうだが、あるかどうか分からないもの
(未知のもの)をいったいどうやって計測するのか・・
様々な方法を重ねて100年かかっていると思うと、
そんな途方もないことをやり遂げるのはなかなかできるもの
ではありません。

計測に際し、物質や現象をキャッチできる装置を作るのは
勿論ですが、どうやってキャッチするか?どんなものを作るのか。
また、宇宙には様々な情報(ノイズ)が存在していますから
その中からわずかな変化を見つける(その変化がそれであるか)
ということなのです。

証拠をつかむまでは周りに理解を得られませんし、わけの
わからないものを計測する為に予算を使うことに対しては
日本では特に難しい風潮にあります。

今回はアメリカで観測に成功したのですが、その中には
日本人もいました。このような知財の海外へ流出は多いです。
非常に残念なことだと思います。
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話は戻りますが、今回はブラックホールから出るわずかな
重力波が発見されましたが、他にも中性子星といった重い星が
合体する際に出るものなどが含まれます。

この発見で光と同じように観測をしていき、過去発せられた
重力波を捉えることができれば、宇宙の成り立ち(はじまり)
が分かるようになるのです。

他にも、宇宙ができていく過程で今までは、鉄などは超新星が
できた際に生成されたことは分かっていますが、金やプラチナ
などの鉄より思い元素はまだどこからできたのかが不明でした。
今は中性子星の合体の際にできたという説が有力ですが、まだ
証拠がつかめていないのです。それが重力波によって分かる
といわれています。

重力波で証拠が見つかれば、宇宙は「インフレーションが始まり」
ということがわかります。現在の138億光年の宇宙の広がりが、
宇宙が生まれたとき原子1個分よりもはるかに小さいものから
始まったということが証明されるのです。

もしかしたら、重力波の発見はノーベル賞ものかもと思います^^

昨日から星つながりのお話でした^^

七夕のお願いは何?

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んー。お願いごとは特にありません。
自分のことは自分の行動の結果ですから(^^

1つあるならば、私の大切に思う人達が健康で元気に過ごせますように。

流れ星流れ星流れ星流れ星流れ星流れ星流れ星

七夕とは、主にアジア圏における節句の行事のひとつ。
日本では奈良時代に古事記との内容が合わさって始まったと
されています。

アメノワカヒコが亡くなりアヂスキタカヒコネが来た折に詠まれた
歌に「淤登多那婆多」が登場します。それと旧暦のお盆の行事として
精霊棚とその幡から棚幡となり「タナバタ」というのが始まり。
その他諸説あるそうですが・・。

宮中では清涼殿の東の庭に敷いたむしろの上に机を並べて果物を供え、
ヒサギの葉1枚に金銀の針をそれぞれ7本刺し、五色の糸をより合わせ
針の穴を貫きます。一晩中香をたき灯明を捧げて、天皇は庭の倚子に
出御し牽牛と織女が合うことを祈った・・

とありますので、お盆の際にご先祖様がこの世に帰ってくる迎え盆の
ような行事だったということなのでしょうね。
笹を使うのはこの時期に行われる茅の輪くぐりとの関連があるそうです。

神事は「夜明けの晩」(7月7日午前1時頃)に行うことが通常です。
その神事の真っ最中でもある頃には天頂付近に主要な星が上り
天の川、牽牛星、織女星の三つが最も見頃になる時間帯でもあります。
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私の記憶では、祖父が山から取ってきた笹の木に願い事を書いた
短冊を吊るし、7/7の朝起きると笹の木は忽然と消えていました。
どうやら明け方に川に流すのが風習のようでした。(あとできちんと
回収していました)

由来を調べても色々な意味合いが重なって旧暦が標準ではなくなった
際に、お盆の行事から独立して七夕だけが残ったような印象です。

毎年この日は梅雨の真っ最中で星が見えることがほとんどありませんが
私のいる場所は週末から既に夏真っ盛りです。(梅雨明けはしていない?)
今日はよく晴れていますので星が眺められるのでしょうね。

街のあちこちで行事も行われいたるところに短冊も吊るされています。
今夜は織姫様と彦星様が無事に出会えそうで良かったです^^

ただ、街明かりで天の川は見えません。祖母の家だったら美しく
見れるのだろうなと思うとちょっと残念です。
最近では、EUのイギリス離脱騒動などで株や円にも
大きな影響が出ています。中国経済も失速気味ですし
アメリカも策が尽きてきた感があり、紛争も増えていて
世界経済はどこも綱渡りをしている状態・・

そんな中、経済で比較的安定的な日本は世界でも重宝
されており実際に円高が進んでいる状況です。
恐らく、当面は高止まり傾向であると思います。

メディアでは後ろ向きの報道が多く不安ばかり煽るような
話が多いですが、今は円高傾向=国内需要を活性化させる
時期に入っていると捉えたほうがよいのです。

元々、海外への進出や輸出にばかり頼っていれば、世界経済
が不安定になった途端に当然なすすべもなく崩れていく・・
そんな目先の利益を追った結果が今なのです。

今の経済状況を知ると技術的特異点に向かっている理由が
ぼんやり分かると思います^^
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少し日本の過去の話から・・

元々、戦後の経済成長は産業革命などの影響も大きいのですが
基本的には戦争で何もかも失いほぼ「ゼロ」からスタートした
日本は、努力しながら物質的に潤っていく時期でした。

そしてある程度モノが満たされ、70年代頃に生活様式が大きく
変化したことで(大家族の家から団地暮らし、核家族化へ)
世帯が増えることや生活スタイルの変化で今までとは異なる
家具や家電などが必要になり、それを供給する為に企業は生産を
続けても、どんどんモノが売れるという状況でした。

その後80年代に入ると、物が満ちてきたため「質より量」の
時代に転換していきます。大量生産で少し品質が悪くても安価で
買えるとなれば、それまでのオーダーメイドや手作りでの生産
では追いつかなくなり機械化が進みデフレが加速します。

ここで一部の潤った人たちが土地ころがしをはじめ、いわゆる
バブル期に突入したのです。物余り・飽食の時代に入ります。
規制緩和によりパイの食い合いが始まった為、異業種参入で
小さな企業の体力は無くなっていきました。

すでにモノが売れて経済が豊かになる構図は崩れている為
実態の無いものを(不動産・株)お金で転がしていただけで
当然バブル崩壊を向かえてからの90年代以降は現代まで低迷した
状態が続いています。

そして近年では東日本大震災の頃に足を踏み外した政策の影響で
日本は大きなダメージを受けながらも漸くここ2〜3年は少しづつ
前向きです。そして地産地消とも言える国内需要が活性化の方向へ
進んでいます。漸く地に足の着いた状態になったといえるでしょう。

今は
・現状では物質的に満たされている為、新規の市場開拓が必要
・海外生産はコストや情勢が不安定な為、国内生産へシフトの傾向
・今は品質は高く、しかも価格は安い商品が求められている
・都市集中から地方分散化政策の必要性に迫られている

こんなところでしょうか。

そうやって冷静に考えれば今あるものを少しひねった位では
再び爆発的に売れる状況でもなければ、いくら良いものを
作っても高ければ買う人は一部に限られるだけで、大きく市場を
動かすほどのものではありません。

売れない世の中であれば価格を下げるためコスト削減で
機械化も更に加速をしますので仕事が増えなくて当然なのです。

ここ最近で意図的に?仕掛けられたブームと言えば、
男性の育児参入、海外情勢が不安定なことによる「家」ブーム
(DIYにグランピング、家パーティーなど)、国内魅力再燃で
地方移住や観光電車、企業誘致による活性化施策、男性の美容・・
しかしまだ、あくまでも一時しのぎなのです。

海外旅行者の落とすお金もあぶく銭のようなもので、過度な
期待はしないほうが良いでしょう。

では、戦後のような爆発的な経済成長は見込めるのでしょうか。
それが最後の「IT革命」にあるといわれています。

今ある全てのものにITという付加価値を足していくことで
ほとんどの人は買い替えを行う必要が出てきます。
そしてITの大きなポイントは品質を上げることで最小化
でき、価格を下げられるのです。(=普及しやすい)

また、小型化が実現するほど資源エネルギーは少なくて済み
日本も輸入に頼らず自国での自力生活が可能になります。
そして便利な都市にいなくても日本中どこでも購入や医療
サービスを受けることができるので、人は自然と快適な場所
に分散していきます。

その先はコストが下がればお金自体の価値も下がっていきます。
資源の取り合いもなくなり多国間の紛争も沈静化していきます。

いずれにしても内需だけでは大きくお金を蓄えることが
できない(必要ない)ので、使うお金を減らして価値を
下げる方向へ向かうことになるのです。

そうなると人は最終的には物質的な満足ではなく、精神的な
満足を求める傾向へいくのでしょうね。
人に残る仕事も同じような傾向に行くと思います。
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私は元々海外には興味が無いので基本はdomesticですが
(英語圏に日本人が参入しても勝てるはずもなく)やはり
島国独特の生活に合うものを作れるのは日本人だけなのです。

私達がこの先どうなるかを予見して行動をしていくことで
次の世代にきちんとバトンを繋げるのかもしれません^^
週末から、急に暑くなってきましたね。
体がまだ追いついておらず、汗をかくたびにぐったり
疲れておりますwww梅雨明けも今年は例年よりも
ずいぶん早そうだとか・・

夏の初めは毎年こんな感じだったと思うのですが・・。
暑さに慣れるまでには皆さんも同様だと思いますが
こまめな水分補給と睡眠時間の確保をしながら徐々に
なれていきたいと思います。

ところで、久しぶりに技術的特異点のお話を^^;
開催が危ぶまれていますが、もうすぐリオオリンピック
ですね。経済や治安も含め無事に終わることを祈りたいと
思います。
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近年は純粋なスポーツ大会というよりは、お金の臭いが
プンプンするオリンピック。
東京でも色々大変な状況ですが2020年の開催まであと
4年になってしまったということです。

アメリカ、シリコンバレーには競争倍率100倍を超える
「シンギュラリティ大学」がありますが、今世界中から
入学者がいる中でまだ日本は数人程度というのが現状です。

ただ、授業の内容を見てみると日本の事例が沢山紹介されて
います。ナノテクノロジー、自動車技術、ロボット・・
ここで過程を修了した人たちは更に具体的に学ぶ為に実際に
日本を訪れたりしています。

また、クールジャパンブームによりアニメの影響も大きく
近未来を描いたアニメには未来のテクノロジー開発のヒントに
なると本気でその世界観を形にすべく研究を進めている企業も
沢山あります。

日本は技術も高く世界でもまれに見る質の高い品質のものや
テクノロジーを生み出していますが、それをうまく商売として
動かすことが苦手な為、うまく海外に売り込めないのです。

今、日本は1つの目標として2020年のオリンピック開催時の
技術目標を掲げています。昨年ごろから耳にするようになった
IoT(モノのインターネット化)は4年後には約500億弱の
商品がインターネットにつながっていると予測されています。

事実、エアコンや扇風機などの運転による室内の空調の状況は
スマートフォンで確認できる商品が今年沢山出てきています。
同様に今後も様々なものに組み込まれていく予定です。

ここまでデータが膨大になれば、それを処理するスパコンや
クラウドの進化も必要になってきます。商品をIoT化する
ためには、沢山のプログラマーが必要です。
現在は小学生からプログラミングを学ぶ学校もできています。

こうして、気づかないところで個別で行っていたことが、
ほんの近い未来につながり爆発的な進化を遂げていくでしょう。
その1つのきっかけが東京オリンピックといわれています。

技術的特異点は世界的な話ですが、日本は一歩先を行っています。
技術の話だけではなく、少子高齢化、医療の発達など他の国と
比べても少しその兆候が早いようです。
もしかしたら、特異点を先に迎えるのは日本かもしれませんね^^
ここ数日は辛口ネタばかり思い浮かぶので捨てて夏らしい?
豆知識を書くことにしました。
(技術的特異点とは逆行しているのであしからず・・)

昔の人の知恵は凄いなと最近特に気づくことばかりです。
データ分析もできず、実験もしていない中で理に適った
食べ物や生活スタイルをつくりあげてきました。
(毒などは誰かが犠牲になってから知ったのかもですが^^;)

恐らく、江戸~戦前あたりが島国の日本に住む日本人にとって
最適な服装と食生活が確立されていたのではと思います。
これで衛生面と医療技術が加わればとても長生きの民族になりそう。
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背の低い私は長年かなり高いヒールの靴を履き続けてきました。
足に無理をさせてしまった結果、酷い内反小趾に。
(親指の外反母趾のように小指が内側に曲がる)
しかも常時足の指が無意識に丸まった状態・・
ということで足の指に体重をかけず歩行する状態になっていました。

ここ2~3年はBIRKENSTOCKなどヒールのない靴に変えていますが、
やはり足が疲れやすい。そこで前から気になっていた草履を履くことに。

草履は着物用ではなくワラジに近いもの。ペタンコで内側が自然素材。
現代はアスファルトなので設置面はゴム素材になっていてほしい。
鼻緒は布などしっかりしているもので。しかもオシャレでなくては!
と探していたらSOU・SOUでピッタリのものが見つかりました。
洋服にも合います^ ^
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サイズは靴と違い、かかとが1~2センチはみ出る位のサイズが
良いそうです。小判型の為、小指もはみ出ますがOKです。


これで歩くと普段使わない筋肉がいかに多いかを知ることができます。
最初は痛くて距離を歩けず、思わぬ場所が筋肉痛になりますが、慣れると
段々痛くなくなります。続けると足の改善につながるそうです。
(ついでに足の筋肉と骨盤が矯正され細くなるらしいですが・・^^)

基本、草履は親指に力をかけないと歩けない構造になっています。
私の場合は小指に力が入らないため、まず最初にふくらはぎの外側が
筋肉痛になりました。(ということは今までここを使っていなかった)


よく、偏平足を鍛えたり健康寿命を延ばすための運動?として
タオルを足の指だけで手繰り寄せるということを聞きますが、
実際に草履で歩くとその動きができていないと歩けないことがわかります。
つまり草履を履くことで足まわりが自然に鍛えられるというわけです。

特に偏平足の人は先に草履で足裏に筋肉を正しくつけて
そのあと下駄に変えたほうが疲れず歩けるそうです。


歩く姿勢は気持ちひざを曲げると負担がかかりません。
つまりすり足のような姿勢。狂言や能の歩き方に近くなります。
(狂言をすると慣れない人は歩くだけで汗だくになるそうで)

これで一日街歩きはさすがに足に負担がかかりますので、
近所のお出かけ程度のときに履く習慣をつけると良いですね。
夏に向けても足も蒸れず涼しく過ごせます^^

そうそう。ここのところ街歩きにもビーサン履いている人が増え
ましたね。でも全部ゴムは足があちこち痛いのですT_T
Tシャツとデニムに草履はあまり見かけないのでありがたい^^


技術的特異点とは関係ないといいながらも、こうしてみると文化文明が
発達する時期は公害や人的被害が増加する傾向にあります。
IT革命でも人は衰えていかないように体の意識をしなければいけない
のではないかと思います^^;