こんにちは。
お正月三が日、いかがお過ごしでしょうか。
今年は多くの方が明日までゆっくり年末年始休暇で
仕事初めは5日から、という方が多いかと思います。
ISOの世界も年末年始は基本お休みです。
ゆっくり骨休めするもよし、
普段できない勉強をするのもよし、
ですが、年の初めにふと表題の言葉が自分の中に出できたもので
お伝えしたくなりました。
継続的改善
ISO9001にかかわる方であれば、この言葉は耳にたこができる
ほど聞いてきたと思います。
そして組織経営においてそれはとても大事なことであることも言わずもがな。
とは言え、早々簡単にできるものでもないわけで、
日頃から如何に問題意識を持ち続けるかが分かれ道、というものです。
ですので、日常業務でも、内部監査でも、第三者審査でも
当然この視点から業務への取り組みを図りたいわけです。
そして、大なり小なり認証を取得されている多くの組織では
ここは何かを成し、そして自社の永続的発展への寄与につながっている
はずです。
ですが、ちょっと立ち止まって考えてほしいのです。
特にお正月ですから。
継続的改善は、できていない状況と比較すれば、たとえ小さな改善で
あっても、それができている組織は大いに胸を張ることができます。
それはそれでとても大事なことですが、でもそれだけで満足してしまうと
ちょっと寂しいとも言えます。
なぜか。
あくまで私の感覚ですが、継続的改善が常に最上位にあって
そればかりを追求している組織は、倒産してしまうような組織とは
天と地ほども差がありますが、一方で世の中をあっと言わせる企業と比べると
どうしても面白さ、ワクワク感という点では、後塵を拝することになって
しまうのではないでしょうか。
もちろんいつも後塵を拝している、と言いたいわけではありません。
企業経営がギャンブルのようになってしまっては絶対にダメです。
ですが、ハラハラドキドキ、という経営があってもよいはずです。
抜本的改革
だからこそ、ISO9001の認証取得企業は
特に意識しておいていただきたいことがあります。
繰り返しですがISO9001では「継続的改善」は最重要キーワードです。
ですが、9001では「改革」というキーワードは出てきません。
では、改革は組織にとって不要ということですか。
当然違うことは誰もがお分かりいただけるかと思います。
ISO9001を批判したいわけではありません。
やはり持ち場、カバー範囲があることをここでは強く意識して
いただきたいのです。
結論を申しましょう。
ISO9001規格はとても良い組織経営の教科書として活用できる
もの、と私は信じています。
ただし、ISO9001ではカバーしきれていない部分もある、
ということです。
特に経営層の方々はこのことを十分に踏まえた上で、
ISO(特にISO9001)の活用方法を考えていっていただきたいのです。
ISOの認証取得をしたから、もうOKだ、ではなく、
そこから継続的改善をいかに続けていくか。
そして時によっては、継続的改善ではなく、
抜本的改革で組織に新たな風を送り込む、
これができてこそ、真の経営者だ、
ということを頭の中にしっかり刻み込んだ上で経営に向き合う、
そして
ISOを経営サポートのツールの一つだ、と思って
継続的改善
と
抜本的改革
の言葉を使いこなしていきましょう。