こんにちは。

ISO研修講師日記です。

 

 

 

本文全体はホームページの方に掲載しますので、ここには要約版を載せています。

 

内容をお読みいただき、もう少し詳細知りたい、と思ってくださったら是非サイトのリンクを張っておきますので、のぞきに来てください。

 

 

https://www.seminarbiz.jp/post/modification

 

 

 

それでは今日の日記です。

 

 


苦戦した研修の振り返り

 

背景


鬼門となってしまった研修の2日間を無事に終え、振り返りの日記を書いています。

 

この研修は私が企画提案し、数年越しのアタックの末に採用され、毎年のように継続開催しているものです。

とは言え、企画提案を行ったのは、今から約二十年前のこと。

 

その後、時代の変化に対応せず、コース内容の更新を怠ったため、受講者にフィットしなくなってしまったことが苦戦の最大の要因です。

 

 

かつては他の講師に任せていたのですが、昨年度は再び自分が担当することに。

結果は芳しくなかったのですが、今年度も継続発注してもらえる中での今回の担当、という状況でした。

 

 



今期の取り組み
 

今期は、発注者側も工夫をしてくださり、内部情報を活用し、編集された動画教材を提供していただきました。

良いものではあったのですが、残念ながら先月の1回目の開催では受講者からの反応は昨年度と大きく変わらず、私自身も全力投球したかというと反省点が残ってしまいました。

 

今回はその反省を踏まえた再挑戦です。

 

 

 


アイスブレークと演習
 

研修の冒頭は、アイスブレークです。これで大抵のケースは場を和ませることができるのですが、この組織の受講者は非常に頭脳明晰で、クイズともいえるそのアイスブレークを見事にこなしてしまい、うまくいかないことから生まれる和やかな雰囲気が生じません。

苦しいスタートです。

とはいえ、演習が主体のカリキュラムに救われ、次第に受講者も研修のペースに乗ってくれました。

 

個人検討、グループ討議、発表を含む解説の繰り返しなのですが、このオーソドックスな方法はやはり有効で、初日の進行は何とかコントロールできたという状況でした。

 




2日目午後の課題
 

しかし2日目にも鬼門があります。

午後の教材の力が不足しているのがわかっているからです。

 

1回目の研修では、この演習で流れを失いかけたため、今回は同じ失敗を繰り返すわけにはいきません。

考え直して臨んではいましたが、まだスッキリしていない中、急遽昼休みに思い付いたやり方に変更しました。

 

結果として、それが功を奏し、なんとか終了時までペースを維持することができました。講師として自己評価をするならば、まずはほっと一息つけたというところです。

 

しかし、受講者満足にはまだまだ課題が残っていることもまた事実です。

 



 

まとめと教訓
 

今回の研修では、教育の難しさを改めて実感した、というのが素直な気持ちです。

受講者を前向きな気持ちにさせる難しさです。

と同時に、最後まで諦めずに改善に向けての工夫をすることが大切であると改めて認識した日となりました。



ここまでお読みいただき、ありがとうございました。
 

 

 

最後に『本日のひとこと』

 

 

■講師は、最後の最後まで工夫をこらそう!