こんにちは。
いよいよISO研修講師日記スタートです。
本文全体はホームページの方に掲載しますので、ここには要約版を載せていくようにしたいと思います。
内容をお読みいただき、もう少し詳細知りたい、と思ってくださったら是非サイトのリンクを張っておきますので、のぞきに来てください。
それでは今日の日記です。
今回の研修では、全国からオンラインで集まった上場企業の社員の皆さんに対する、ISO9001内部監査員養成研修の担当でした。
この企業様には以前にも研修をご提供しており、毎年多くの内部監査員候補者を育てている姿勢にいつも感心しています。
特に、社員数が関連会社を含めて1万人未満にも関わらず、毎年数十人規模の養成を行っていることに驚かされています。
こうした企業の皆さんにお会いするたびに、非常に前向きで素晴らしいお客様だと感じます。
オンライン研修の利便性と課題
今回の研修はオンラインでの実施です。
ご承知の通りオンライン研修は非常に便利で、全国どこからでも参加できるのが大きな利点です。
しかし、万が一の機器トラブルや回線不具合が発生すると大変な事態になります。幸い、これまで大きなトラブルに見舞われたことはありませんが、毎回多少は不安を抱えながら進行です。今回も何事もなく終了できホッとしました。
ISOの内部監査員になるためには、基準文書への理解が欠かせません。
品質マニュアルや環境マニュアルなど、社内の基準文書を読み解くために、ISO規格への理解が求められます。
私たちの研修でも、規格の解説には時間を割いていますが、これが受講者にとって眠気との戦いとなることが多いのです。特にオンラインでの研修では、集中力を保つのが難しい場面もあります。
熱心な受講者の方々
今回の受講者は(受講者も!)本当に真面目に取り組んでくださいました。
講師としても、とてもありがたいことです。
カリキュラム構成では、規格の解説だけではなく、講義と演習を組み合わせることが重要です。
講義の後に演習を行い、実践力を高めることが目的ですが、今回はここで少々苦労することになりました。
成果がいつも通り出てこない、という感触なのです。
フィードバックの重要性
その上で、今回の研修で特に感じたのは、社員研修を企画する立場の方々へのメッセージにつながっていきます。
研修企画担当者の方には、研修の監視とフィードバックを遠慮なく行って欲しいのです。
研修は生ものですので、リアルタイムでの議論や意見交換が非常に重要であり、発注者としての要望を受け入れ、研修を改善していくことが大切です。
上記の演習で苦労する場面も、研修企画担当者の方はつぶさにご覧になっていました。
できれば研修終了後、そのことについての意見交換がしたかった!
でも残念ながら、その日は何事もなく帰路につくことになってしまったわけです。
最後に『本日のひとこと』
■ISO研修企画担当の方は、研修会社・講師を使い倒そう!
ここまでお読みいただき、ありがとうございました。