ISO研修のパイオニア・株式会社テクノファ
ISO研修及びコンサルティングのみならず、広く人材育成全般で日本のビジネスパーソンの力量向上・キャリア開発を支援しています。
偶然ですが、シンクロニシティともいうのでしょうか。
手元に2冊揃いました。
富士フィルムホールディングスの代表取締役会長兼CEOの古森重隆氏。
私は未だにフィルムカメラも使っていて、一般消費者として富士フィルムとはずいぶん長いお付き合いになっているように思います。一時期は36枚撮りのフィルム10本パックを本当によく買っていました。
富士フィルムのことは、自分の会社の朝礼でも2,3度話を出したこともあり(2週間くらい前にも話をしたかな?)同社の研究というか古森社長(現会長)の手腕から学びたいとずっと思ってきました。
とは言え、残念ながらこの2冊を読んだからすぐに学びを得られるというような簡単なものではありません。
書籍「魂の経営」の方は特に、読み手の力量がすごく問われる気がします。
今の私の力量では、十分な学びを得ることができないように感じました。
それほどまでに古森さんの背負った重荷と自分の背負っているものが違いすぎる、ということと思っています。
書籍の冒頭はこの文章で始まります。
車が売れなくなった自動車メーカーはどうなるのか。
鉄が売れなくなった鉄鋼メーカーはどうなるのか。
まさにその状態に富士フィルムは直面したわけで、ライバル会社であり、世界に君臨してきたコダックは倒産しました。
しかしながら、富士フィルムは見事な進化を遂げ、今も日本のリーディングカンバニーの座にあることは多くの方がご存知のことと思います。
本書の第2章が「第二の創業」というタイトルです。
ここに様々な学びの源泉が詰まっている、というのがまず一読した際の印象です。
その中でも最も気になったのがP61-62にある4象限マップ。
現在の技術と新しい技術の軸と、現在の市場と将来の市場の軸を組み合わせて4象限をつくり、自社を取り巻くシーズとニーズの分析をしていったというくだり。
1年半かけてつくあげていったと記載されているので、そう簡単に自分の会社でもやってみる、というわけにはいきません。
ですが、自社の経営を考える上では、とても参考になると感じた次第。
時間を定期的にとって書き落としていってみたいと思います。
まずは本日パワーポイントで書き込み用ファイル作成。簡単なものだけは入力完了です。
この後埋めていくつもりですが、なかなか本にあるように様々な要素でびっしり埋める、というのは大変という感覚に。
すなわちそれが自社の業務の厚み、ということになりますね。
どなたか一緒にやってみようという方いらっしゃいませんか。
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