こんにちは。

 

今日は「ハーモニー経営」という考え方についてお話ししたいと思います。

 

 

経営の目的と「調和」

 

企業経営の目的って何でしょう。
 

「利益の最大化」と答える人もいれば、「社会への貢献」と答える人もいますよね。

でも、どちらの答えであっても共通して言えるのは――
人が力を発揮し、組織が調和して動いているときにこそ、企業は最も強くなるということです。

 

この「調和」こそが、ハーモニー経営の核なんです。

 

 

 

ハーモニー経営とは?

 

 

 

経営者と社員、会社と顧客、会社と社会。
この三つの関係が調和してこそ、企業は持続的に成長できます。

理念を掲げるだけではダメ。


社員が「自分ごと」として感じられなければ形骸化します。
顧客満足だけを追い求めて社員を犠牲にすれば、質は低下します。
社会との関係を軽視すれば、信頼は失われます。

 

ハーモニー経営は、この三つの関係をバランス良く整え、組織の奏でる“ハーモニー”を美しく保つための経営思想です。

 

 

 

 

ハーモニーが失われたとき…

 

最近の大企業の不祥事や問題。
そこには「不協和音」が潜んでいます。

経営層は「もっと挑戦を」と言うのに、現場は疲弊。
顧客第一を掲げても、社員は消耗し離職が止まらない。

こうなると社員は誇りを失い、組織の活力は低下。
成果を上げる人ほど孤立し、協働より自己防衛が優先され、イノベーションが止まる…。

最終的には「声の大きい人だけが目立ち、静かに去る人が増える」という悪循環に。
だからこそ、経営者はまず “社内の音に耳を澄ませること” から始める必要があります。

 

 

 

3つの関係から考えるハーモニー経営

 

 

 

  1. 経営と社員のハーモニー
  2. 会社とお客様のハーモニー
  3. 会社と社会のハーモニー

 

 

 

ハーモニー経営がもたらす変化

 

職場の空気が変わり、社員同士の会話が増え、上司と部下の関係も改善。
仕事への誇りと喜びが生まれ、改善提案や新しいアイデアが湧き上がる。

ハーモニー経営は “人の働く喜びを最大化する経営” です。

 

 

 

 

 

まとめ

 

ハーモニー経営の本質は、仕組みでも理論でもなく、経営者が人と真摯に向き合う姿勢。
数字の裏にある声を聴き、理念を日常の行動に変え、社員が誇りを持てる職場をつくること。

 

ハーモニー経営とは「働く喜びが連鎖する組織」を育てる経営です。

 

 

(つづく)

 

 

 

詳細原文は

ハーモニー経営コンサルティングホームページに掲載中。